バルト三国

バルト三国旅行記 エストニアの首都タリン

バルト三国の一番北に位置する国がエストニアです。
その首都はタリンです。

タリンの歴史地区は世界遺産に登録されています。

タリンの歴史地区観光

石畳の狭い道、色とりどりの建物、尖った屋根など、おとぎの国のような街並みが広がっています。
とてもかわりらしい町なんですよね。

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町中を歩いているだけでも楽しいです。

トームペア城

タリンの町の見どころの一つにトームペア城があります。
城壁に囲まれたお城です。

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ちなみにトームペア城の塔は「のっぽのヘルマン(Pikk Hermann)」と呼ばれているそうです。
かわいらしい愛称ですね。

アレクサンドル・ネフスキー聖堂

タリンの別の見どころ、観光スポットの一つがアレクサンドル・ネフスキー聖堂です。

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正教会の教会ですね。
アレクサンドル・ネフスキー大聖堂はタリンにあって最大かつ最重要の正教会の教会です。

玉ねぎっぽい屋根はクーポルと呼ばれるドーム型の屋根です。
日本人からすると異国情緒を感じる建物ですね。

バルト海

また、タリンはバルト海に面した街です。
なのでもちろん海も見ることができます。

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私が訪れたのは12月だったので結構寒かったですが、冬のバルト海ってのも情緒があっていい感じでした。

エストニア、タリンに訪れる機会というのはなかなかないかもしれません。
でも、タリンの町は歩いているだけでも楽しくなるいい町なので、興味がある方は訪れてみてください。

バルト三国 ラトビア旅行記 首都リガ

バルト三国で真ん中に位置する国がラトビアです。
その首都がリガです。

リガの町は「バルト海の真珠」ともいわれています。
ロマネスク、ゴシック、アールヌーヴォーなど様々な建築様式が混在する旧市街地は「リガ歴史地区」として世界遺産にも登録されています。


私はユーラシア大陸横断中に訪れました。
リトアニアのシャウレイからリガに移動ました。

なお、リガはロシアビザが比較的簡単に入手できるといわれています。
日本でロシアビザを入手しようとしたら、インビテーションなどが必要なので面倒です。
私の場合は噂通り、リガで簡単に手に入れることができました。
※ビザの状況は常に変化するので最新情報をご自身でお調べください。

世界遺産 リガの歴史地区

世界遺産になっているリガの町を歩いてみました。

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リガの町はやはりきれいですね。
上の写真はリガの中心地にある広場にある、ブラックヘッドの会館です。

リガの聖ペテロ教会

リガの観光スポットの一つが聖ペテロ教会です。

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奥に見える塔は高さが123mもあります。
上ることができて展望台があるので、そこからリガの町を一望できます。

ちなみに別の日に再度訪れてみると、靄がかかっていてちょっと幻想的でした。

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聖母受難教会

有名なスポットというわけではないのですが、個人的に気に入ってたのがこの教会です。

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淡い水色の尖塔がなんかいい感じでした。

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リガは歴史を感じられる町でした。
あまり大きくなくて、のんびりと街歩きを楽しめる町でした。

バルト三国 リトアニア旅行記 シャウレイの十字架の丘

5万以上の十字架が建てられた不思議な光景を見ることができます。
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本当にものすごい数の十字架が建てられており圧巻です。
この十字架の丘はリトアニアの観光名所の一つとなっています。

十字架の丘の発祥については詳細は分かっていませんが、1831年にロシア帝国に対する「11月蜂起」の後と言われています。
戦いの中で犠牲となった家族を悼んで十字架を立てたことがきっかけとなったようです。

十字架の丘への行き方

シャウレイの町は首都ビリニュスから北西に約200km、バスか鉄道で移動することができます。
私はバスで移動し、3時間ほどで到着しました。

十字架の丘はシャウレイの町から北に12kmほどのところにあります。
シャウレイのバスターミナルからヨニシュキス行きのバスに乗り、「ドマンタイ」というバス停でおります。

バス停から2kmほど歩くと十字架の丘につきます。

バスの本数が少ないので、時間がない方はタクシーの方がよいかもしれません。

十字架の丘

歩いていると5万本の十字架がお出迎えをしてくれました。

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小さな丘にこれでもかと十字架が建てられています。
その光景には圧倒されます。

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大小さまざまな十字架であふれかえっています。
大きな十字架に小さな十字架が架けられていたりして、本当に十字架だらけです。

本当に見ごたえがある光景でした。

私は11月に行ったのですが、もやがかかっていました。
そのためか、より幻想的な光景に見えました。
ただ、11月は寒いので観光するなら夏の方がよいかもしれませんね。

リトアニアに旅行に行くなら、十字架の丘ははずせない観光スポットです。
ぜひ十字架の丘を訪れてみてください。

バルト三国 リトアニア旅行記 首都ビリニュス

バルト三国の一つリトアニア。
その首都がビリニュスです。

旧市街は歴史的・文化的な見どころが多く「ビリニュスの歴史地区」として世界遺産にも登録されています。
バロック様式を中心にゴシック様式やルネッサンス様式など、さまざまなスタイルの建築物が立ち並んでいます。

美しい街並みがあり、人々は優しくて好きな町でした。

リトアニア ビリニュスの場所

リトアニアはバルト三国の一つであり、バルト海に面した国です。
その首都ビリニュスはバルト海には面しておらず、リトアニアの東側に位置しています。

ポーランドのワルシャワからはバスで10時間ほどです。

ビリニュス観光

ビリニュスの町は落ち着いた感じのきれいな町でした。

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※写真が残っていなかったのでWikipediaからお借りしております

人も多くなくのんびりと観光をしました。

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こちらは聖アンナ教会です
様々な様式の建築物があって楽しめます。

ビリニュス大聖堂

こちらはビリニュス大聖堂です。

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1251年に十字軍の弾圧から逃れるため、ミンダウガス王がキリスト教を受け入れて最初に建造した主教座教会です。
この建物は18世紀に大改築が行われ、現在の姿となりました。

この大聖堂を観光しているときに、小学生の集団と出会いました。

するとその小学生たちから
「オラ!」
とあいさつされました。

髪が黒いのでスペイン人に間違われたのかなと思いますね。
おそらく東洋人を見ることはほとんどなかったんだろうと思います。

杉原千畝

ところで、リトアニアと大きく関係した日本人がいます。
第二次世界大戦中、ナチスドイツの迫害によってポーランドその他の国から逃れてきた多くのユダヤ人難民のために大量の通過ビザ発行した杉原千畝です。

リトアニアのカウナス領事館に領事代理として赴任していた杉原千畝は多くのユダヤ人の命を救った人として「日本のシンドラー」とも呼ばれてたりします。

ビリニュス市内には杉原千畝記念碑も立てられています。

現在の日本人でリトアニアと関係している人は少ないですが、歴史的に見ると繋がりのある国ですので、ビリニュスを訪れる際は杉原千畝記念碑も訪れてみるとよいと思います。