中国・チベット旅行記 チョモランマ エベレストベースキャンプ

チベットのラサからネパールに向かうヒマラヤ越えツアー3日目。
2泊目の宿泊地ラツェを離れ、いよいよ世界高峰のエベレスト(チベット名:チョモランマ)のベースキャンプに向かいました。
このヒマラヤ越えツアーのメインイベント、最高の観光スポットともいえる場所です。

1年半のユーラシア大陸横断旅行でいろいろな観光地を見てきましたが、ベスト3に入る思い出の地です。
2001年のことなので、だいぶ時間は経っていますが、それでも心に残っています。

チョモランマ(エベレスト)への道中の空

我々5人の日本人と、チベット人のドライバー、ガイドの7名を乗せたランドクルーザーは、標高4000m以上をひたすら走ります。

途中、空を見てあまりの青さにびっくり。

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青いというより紺色というか藍色というか、とにかく色が濃かったです。

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この空の色はまるで作り物みたい。
「大道具さん、空の色濃く作りすぎ!!」と言いたくなるほど、見たこともない空の色でした。

チョモランマ(エベレスト)が近づく

その後もランドクルーザーは走り続け、ついにチョモランマ(エベレスト)が見えてきました。

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見えた瞬間グループメンバー全員が大絶叫!!
雪をかぶったヒマラヤ山脈の中で、ひときわ高い山がチョモランマ(エベレスト)です。

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少しずつ近づき、みんなのテンションが上がります。

ベースキャンプに行くには、許可証が必要なので途中で許可証を取得し、チョモランマ(エベレスト)に向かいます。

チョモランマ(エベレスト)ベースキャンプ到着

ついに、世界最高峰8,848mのチョモランマ(エベレスト)のふもとにあるエベレストベースキャンプに到着!!
エベレストベースキャンプは標高5200mくらいのところにあります。

そして目の前にチョモランマ(エベレスト)が我々を迎えてくれました。

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さすが世界最高峰!!
間近で見るとすごいです。
なんとも威厳があり、かっこよかったです。

チョモランマ(エベレスト)に乾杯

この日のためにラサで仕入れておいた拉薩ビールを片手に小高い丘の上に登りました。

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エベレストベースキャンプは標高5200mなので、ちょっとした丘ですが息が切れます。

そして、丘の上に着き、みんなでビールで乾杯しました。

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雲がかかってしまい後ろのチョモランマ(エベレスト)は隠れ気味になってしまいましたが、最高の瞬間でした。

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仲間と腕を交差させてビールを飲みました。
なんとも達成感のある乾杯でした。

エベレストベースキャンプでの飲みすぎには注意

標高5200mで、気圧も低く、空気も薄く酔いやすいので注意しましょう。
私は調子に乗って、大瓶一本飲み切り、2本目の半分くらいまで飲んだ段階でフラフラになりました。

標高3600m以上のところに3週間で大丈夫だったからと言って油断はいけません。
高山病になり、倒れたりすると救助もすぐにしてもらえない可能性もありますので、乾杯は口をつけるくらいにしましょう。
なお、いざというときのため海外旅行保険には絶対入りましょう。

宿で横になり何とか回復しましたが、顔がありえないくらい真っ赤になってました。
生きててよかった。

エベレストベースキャンプの宿

エベレストベースキャンプには宿があります。
しかし、暖房器具がなくてかなり寒かったです。

宿は宿泊費や食費が高いのに設備が整っていなく、宿の従業員たちも高圧的でちょっとイラッとしました。
まあ、ここまで食材や器材を運ぶのがたいへんだからしょうがないのですが。

布団をかぶってもかなり寒いので、服を着込んで寝ました。
本当に寒かったので寝袋とか用意してくればよかったと思います。

チョモランマ(エベレスト)の朝焼け

ヒマラヤ越えツアー4日目の朝。

チョモランマ(エベレスト)の朝焼けを見るため、早起きしました。
夜明け前はさらに冷え込みました。
布団も引っ張り出して体を覆い、震えながら外に出ました。

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すごい、の一言です。
この光景を見られるだけで、寒いのも我慢できました。

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世界一の光景を拝んだ後、いよいよ3か国目ネパールの国境に向かいました。

ネパール国境へ向かう様子はこちら

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