2001年に出発したユーラシア大陸横断の1ヶ国目韓国。

まず下関から船で釜山に入り、その後、古都慶州(キョンジュ)を観光し、最後に首都ソウルにやってきました。

慶州(キョンジュ)からはバスで4時間ほどでした。
※時間をかけたくない人は高速鉄道だと2時間ほどです。

首都ソウルの場所

韓国の首都といえば、誰でも知っていると思いますがソウルですね。
ソウルは韓国のほぼ最北端に位置しています。

北朝鮮がすぐそこですね。

ソウルの日本人宿

実は2001年にユーラシア大陸横断を始める前年にもソウルに訪れたことがありました。
その時に訪れた有名な日本人宿であるゲストハウス、大元旅館(テウォン旅館)に再度泊まることにしました。

大元旅館(テウォン旅館)にはドミトリーがあります。
ドミトリーとは、言わば相部屋のことです。
一つの部屋に複数のベッドがあって、そのベッドを借りる形です。
ですので、シングルの部屋を撮るよりも格段に安い価格で止まることができます。

当然、全然知らない人と同じ部屋で寝るわけです。
でも、安いということとともに、知らない人と知り合えるというメリットがあるわけです。
バックパッカーは安さと出会いを求めていることが多いので、ドミトリーが好きな人も多いです。

私もドミトリーが好きでした。
いろんな人と出会え、友達になり、場合によっては一緒に旅する仲間と出会える場所でもあるからです。
ユーラシア大陸横断していた1年半の間、基本的にはドミトリーに泊まっていました。

大元旅館(テウォン旅館)

慶州(キョンジュ)からバスで4時間当直後にすぐに大元旅館(テウォン旅館)に移動しました。
そして、部屋が空いてるかと聞いたところ、なんと満室!
夏休みだから仕方ないとはいえ、ちょっとなめてました。

どうしようかと困っていると、宿の経営者であるおじさんとおばさんが「私たちの部屋でよければ泊まれるよ」とまさかの申し出。
経営者夫婦の部屋で、添い寝する形で泊めてもらうことができました。
ありがたいものです。

とはいえ、翌朝にはドミトリーのベッドが空いたので、2日目からは添い寝は回避できました。

大元旅館(テウォン旅館)は日本人が多い宿で、私が泊まったときにも学生、社会人旅行者、バックパッカーと10人くらいの日本人が止まっていました。
外国に来てまで、なんで日本人のいるところに行くのか?と疑問に思うかもしれませんが、海外を旅しているとたまに日本人と一緒にいたくなるものです。
言葉も通じて楽ですし、リラックスした気分にもなれるんです。
とはいえ、韓国に入って数日でいきなり日本人宿に行くのもどうかと思いますが、日本人バックパッカーとの出会いもけっこう楽しいものなのです。

この時の滞在でも、学生バックパッカーや、元自衛隊の人、塾の経営者、普通のOLさんなどいろいろな人に会うことができました。

また、日本人だけではなく外国人バックパッカーも少数ですが泊まっていました。
イスラエル人やカナダ人と酒を飲んだり、話をしたりして楽しかったですね。

今でも楽しい思い出です。

韓国料理

韓国といえば、韓国料理。
私にとっては、食事の美味しさでは日本以外では、3本の指に入る国です。
(残り2つは中国とスペインです)

私が一番好きなのは、牛の骨付きカルビを煮込んだスープ、カルビタンです。
それ以外にも、いわゆる焼肉、サムギョプサル、ダッカルビなど、おいしいものがたくさんあります。

そんな韓国で食事するときも、宿の人たちと行けば、いろいろとシェアできるので良いです。
やはり食事を大勢でするのは楽しいですね。

おすすめの韓国料理については別で書いてみたいと思います。

水原(スウォン)への日帰り観光

ソウルには、景福宮(キョンボックン)やソウルタワー、あるいは南大門や東大門などの観光スポットがありますが、以前来た時にすでに訪れていました。

ですので、改めての観光としてソウルの少し南に位置する水原(スウォン)にいきました。
ソウルからは1時間ほどの距離なので、日帰り旅行ができます。

水原(スウォン)には、世界遺産に登録されている「華城」があります。

水原華城 観光

李氏朝鮮王朝末期、18世紀末に建てられた城郭です。

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周りには緑があってきれいな景色が広がっています。

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城壁の長さは5km以上あります。

城郭と、その要所要所に門、砲台、やぐら、兵士の休憩所、軍事指揮所、訓練所などが東西南北に整然と建てられています。

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建物の細部も精細なものです。

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水原(スウォン)はこのような歴史的建造物があり、ソウルからも近いのでぜひ行ってみてください。

あまりソウルのことを書けませんでしたが、ソウルにも観光地はたくさんありますし、料理もおいしいのですきですね。
カジノもあるので、カジノ好きにもよいのではないでしょうか。

そんな韓国を離れ、次に中国を目指します。

仁川から天津行の船の様子はこちら