荷物

バックパッカーも海外旅行保険には入ろう

バックパッカーはお金をケチりがちです。
いかにお金を使わないかを自慢したりもします。

いわゆる自己責任という言葉があるように、お金をなるべく使わず旅行することに対しては別に何の問題もないです。
しかし、海外旅行保険には絶対に入ってほしいです。
そのお金はケチらないでほしいのです。
というより、入らなければならないです。

なぜなら思いがけない費用が発生し、家族などに対しても迷惑をかける可能性もあるからです。

トラブルがないとは言い切れない

バックパッカーに限らず、旅先でトラブルがないとは言い切れないのです。
自分だけは大丈夫と思っていても、病気になったり、事故にあってけがをしたり、うっかりホテルの器物を壊したり、盗まれたり、いろいろなトラブルが起こることはあるのです。

バックパッカーも例外ではないのです。

はっきりいって、盗難は別にどうでもいいです。
スリや置き引きなんてどうでもいいことです。
盗まれたものをあきらめればいいだけなので。

しかし、海外旅行保険をケチったがために、けがをしてとんでもない医療費を負担しなければならなくなったり、賠償金を払わなければなったりする可能性はあるのです。

家族や周りにも迷惑をかけるかもしれない

それでも自分で責任をとれるのであれば、まだよいのです。

しかし海外旅行保険に入ってなかったがために、重症になってその救助をするために家族が来る費用等も考えられるのです。
もしかすると、死亡した際にその遺体を見つけ、運ぶための費用が掛かるかもしれないのです。

ちないに私がユーラシア大陸横断中、チベットにいるときにヘリで搬送された人がいました。
ヘリの搬送にはいくらかかったでしょうか?
それを無責任に、「自己責任で旅をしているから」と言えるでしょうか?
自分だけの問題ではなく、残された家族に迷惑、金銭的な負担を強いるかもしれないのです。

あるいは税金を使わなければならない事態になるかもしれないのです。

そこまで考えて、絶対に海外旅行保険には入ってほしいです。
私は1年半のユーラシア大陸横断の旅でも海外旅行保険は入りました。
金額としては15万円くらい、1年半の旅行費用の10%以上でした。
でも、入らないことで自分が困ること、家族が困ることを考えると、入らないという選択肢はありませんでした。

みなさん、ぜひ海外旅行保険には入ってください。

海外旅行保険付きのクレジットカード

しかし、旅好きでちょくちょく海外旅行に出る人が、毎回海外旅行保険に加入するとお金がかかってしまいます。
ですが、海外旅行保険付きのクレジットカードがあるので、それを有効活用したらよいと思います。

実際に私もクレジットカードに付帯している海外旅行保険に頼ることがほとんどです。
ただし、多くのクレジットカードでは90日までの旅行までしか保証されません。
私も1年半のユーラシア大陸横断の旅や、オーストラリアのワーキングホリデーでは個別に加入しました

とはいえ、一般的な海外旅行であれば、おおむね大丈夫と思います。

海外旅行保険付きのクレジットカードでも実はいろいろな条件があったりします。
年会費がかかったり、旅行代金をそのクレジットカードで払わないとダメなものもあります。
しかし、年会費もタダで、持っているだけで特別なことをしなくても海外旅行保険が付いてくるクレジットカードもあります。
そこはうまく自分にあるクレジットカードを探してみましょう。

なお、年会費無料で持っているだけで海外旅行保険が付くカードもあります。
年会費永久無料!エポスカード

クレジットカードとうまく付き合いましょう。

3か月以上の旅では

海外旅行保険付きの多くのクレジットカードは90日までの期限があります。
これは出国の日も調べられるので逃れられません。

では、3か月以上の旅をする場合移動すればいいかというと、ここは潔く保険に入るしかないです。
その料金がもったいないと思わないでください。
先に書いたように、自分の命に係わる場合もありますし、家族に迷惑をかける可能性もあるのです。
絶対に海外旅行保険には入ってください。

1年以上の海外旅行保険にも入れますで、ぜひ皆さん入ってくださいね。
海外旅行保険のAIU

バックパッカーの持ち物・荷物

私はバックパッカーとして50か国くらい訪問しました。
それなりに旅行の経験がある中で、旅行するときの持ち物・荷物について考えてみました。

バックパッカーは文字通りバックパック(リュックサック)で旅行するケースが多いです。
backpack
持ち物・荷物が多すぎると重くてたいへんなので、なるべく少なくしたいところ。

私の経験上、持って行くと便利な荷物を重要度別に書いていきます。
バックパッカーになろうかと考えている人や、バックパッカー初心者の方は参考にしてみてください。

必需品

旅行に行きたいという気持ち
行きたいという気持ちがなければ行かなくてよいので、必須でしょう。

パスポート
これがないと出国も出来ないので必須です。

ビザ
これがないと入れない国もあるので、必要なところではビザを取りましょう。

この3つの必需品があれば、とりあえずは行けます。

重要な物

お金・クレジットカード
行った先で稼ぐのであれば要りませんが、旅行の場合は必要になるでしょう。
持って行き方としては、「円キャッシュ」「ドルキャッシュ」「ユーロキャッシュ」「トラベラーズチェック(円/ドル)」「クレジットカード」「キャッシング」等があります。
日本では外貨へのキャッシュの両替レートが悪いので、レートがよければ現地で両替、もしくはクレジットカード利用、キャッシングがよいと思います。
最近では、どこの国でもだいたいキャッシングができるので、それが一番かなと思っています。
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海外旅行保険
病気になったり事故にあったときに備えて入っておくべきです。
海外では医療費が高額になるケースもあります。
自分は大丈夫と思っても、いつ何があるかわかりません。
家族に迷惑をかけないためにも入るべきです。
わたしは1年半にわたるユーラシア大陸横断旅行でも、AIUの保険に入りました。
海外旅行保険のAIU

バックパッカーはお金をけちることを考えがちですが、絶対に入るべきです。
都度お金を払うことが嫌なのであれば、海外旅行保険つきのクレジットカードを使うのでもよいですので入ってください。
おすすめはエポスカードです。
年会費無料で旅行保険の補償が従事付いているからです。
エポスカードをおすすめする理由はコチラ

いつも飲んでいる薬
もし、常に飲んでいる薬があれば持って行きましょう。
海外では思った薬が手に入らない可能性もあります。

カバン(バックパック)
カバンはあったほうがよいです。
なぜならいろいろ荷物を入れることができるからです!
荷物を入れられるのであれば必ずしもバックパックでもなくてよいですが、バックパックは両手が自由になり、両肩への負担が分散できます。
個人的には45ℓくらいのバックパックがおススメです。
荷物が多めの人は60ℓくらいでもよいと思います。

日本から持って行ったほうがよい物


服はある程度持っていったほうがよいでしょう。
ただ、たくさん持って行くと荷物になります。
ずっと同じ服を着続けても別によいですし、現地で買ってもよいのですが、一般的にバックパッカーの旅行では、洗濯しながら行きます。
特に下着は日本製がよいと思います。品質がいいですからね。
1年くらい旅行していると下着がボロボロになったり、Tシャツが破けたり、冬物が必要になったりするので現地購入もしますが、最初からある程度は用意していてもよいと思います。

マネーベルトなど貴重品袋
マネーベルトは腹に巻く貴重品袋です。
海外では、スリ、置き引きなどは日常茶飯事なので、ある程度の自己防衛が必要です。
財布にチェーンや首から下げるタイプでもよいのですが、外から見えるとその先にお金があるということを示しているとも言えます。
マネーベルトはズボンの中に入れたりするので、あまりばれません。
しかし、最近の海外のその筋の人たちは、そのようなことも分かっている人がいます。
マネーベルトも100%安全ではありませんので、自覚しておきましょう。
また、洗濯しないと非常に臭いがきつくなるので注意しましょう。

ビニール袋
日本製のビニール袋はとても丈夫で、役に立ちます。
洗濯もの入れや、シャワー室に入る時の貴重品入れなど、かさばらなくて荷物にならないのでたくさん持って行きましょう。
色んなものを小分けにするのに役立ちます。

トイレットペーパー・ティッシュペーパー
日本では当たり前のように使ってるトイレットペーパー・ティッシュペーパーですが、日本製は持って行ったほうがよいです。
海外のものは固いです。
鼻をかんだり、拭いたりすると痛かったりします。
日本では、その辺でタダで配っているティッシュペーパーですが、海外ではそのありがた味がわかるでしょう。

コンセント変換プラグ・変圧器
海外では電圧やコンセントの形状がが違うので、あると便利でしょう。
日本は100Vですが、海外は220Vなどもあります。
PCなどですと100~240Vと、だいたいどこでも使えるようになってたりもしますが、そうでないものもあるのでよく確認しましょう。

ガイドブック
あると便利です。
私は「地球の歩き方」をよく持ち歩いていました。
ただ、1年以上の旅行の際は現地の情報ノートをよく使っていました。
今ではインターネットが発達しているので、Webで見ることもできますが、万が一インターネットができない状況の場合は、紙のガイドブックが役にたつかもしれません。


移動時間が24時間を超えることもありますので、暇つぶしのために本は持っていたほうがよいでしょう。
日本人バックパッカーが多い場所(バンコク、デリーなど)では、古本屋に売ってたりもしますし、日本人宿にあったり、知り合ったバックパッカーと交換したりもできます。

スマホ
インターネットで調べられたり、音楽も聞けたりとあったほうがよいでしょう。
今どき、宿や商業施設で無料Wifiもありますからね。
ただし、盗まれるというリスクも考えながら動きましょう。

寝袋
行く場所によりますがあると便利です。
野宿をするといわけではなくても、ベッドが汚いところなどでも使えます。

どこでも買えるけどあるほうがいい物

帽子
日差しが強いところを行くのにいいだけでなく、頭を守れますし、移動中目隠しして寝ることもできるのであったほうがよいでしょう。

洗剤
バックパッカーは選択をよくするのであったほうがよいです。
でも、どこでも洗濯洗剤はかえるので、大丈夫です。

スピーカー
音楽をイヤホンじゃなく、聞きたいこともあるのであるとよいです。
どこでも安く売っているので、音にこだわらないのであれば、現地で買ってもよいでしょう。

醤油とか調味料
長くバックパッカーをやるのであれば、日本食が食べたくなるときもあるので、しょうゆなどを持っているとそれはそれで便利です。
とはいえ、現在はそれなりの大きな都市であれば醤油は手に入ったりもしますので、わざわざ日本から持って行かなくてもよいとは思います。

と、色々と書きましたが、基本的には必要なものは現地で買えます。
現地の人も生活しているわけですからね。

なので、必需品としては気持ち、パスポート、ビザ、あとはお金を用意すればいつでもバックパッカーになれます。
行くかどうしようか悩んでるのであれば、時間がもったいないので、それだけ持って行ってみましょう。

バックパッカーになるのに必要なもの

ちょっと家の掃除をしていたら、昔使ってたバックパックがでてきたので引っ張り出してみました。
懐かしかったので写真に撮ってみました。

backpack

このバックパックに荷物をつっこみ、40か国以上は一緒に旅行したはずです。
だいぶくたびれていますし、チャックが錆びついてたししているので、もう使えないかも。
今日は、このバックパックを見ながらバックパッカー、旅行について思ったこと徒然なるままに書いてみます。

バックパッカーって何だろう

大学時代の1995年に初めてバックパッカーとして中国を旅行し、その後なんだかんだで50か国ほど旅行しました。
50ヶ国というと「すごいね」とよく言われるのですが、謙遜とかではなく、別にすごくもなんともないです。

私が出会った人の中には、150か国くらい行っている人とか、チャリで世界一周した人とか、7年以上日本に帰らず旅を続けていた人とか、けっこう色んな人がいました。
そんな人と比べるとたいしたことない、ということもありますが、そもそも本当にたいしたことをしたつもりがないわけです。
一度、バックパッカーになった人は同じような感覚の人が多いかなと思います。

なぜ、私のような人を見て「すごい」と思うのか?
というと、多くの人が経験したことがなくて、なんかすごそう、と思っているからだけでしょう。
はっきりいって、バックパッカーは誰でもなれます。

やってみるかどうかだけ

必要なのは、「ちょっとやってみる」という気持ちだけです。
別に1週間でも、1カ月でも、1年でもよいです。
最初の一歩を踏み出すかだけ。
1か国だけでも、50か国旅行するのも、自分がバックパッカーだと思えばバックパッカーです。

それが楽しいと思えば2か国目に行けばいいわけだし、楽しくなければ普通の(というと語弊がありますが)アレンジされた旅行をすればよいわけです。
もちろん、別にやりたくなければやらなくてもよいわけです。

ただ、ちょっとやってみたいな、と思ったらやってみたらよいと思います。
私の場合は1か国目の中国ではまって、50か国に行っただけです。

何事も一歩踏み出すかどうか、やるかやらないか、の違いかなと思います。
私は中小企業診断士の試験に合格したのですが、それも資格を取ろうと思い、行動したから受かったわけです。
行動に移すというのが身についたのは、もしかするとバックパッカーやってみた経験が生きているのかもしれない、と思う今日この頃でした。

荷物がバックパックかどうかではなく、バックパッカーだと思って旅に出れば今日からあなたはバックパッカーです。

初めてのバックパッカー旅行(中国旅行)の様子はこちら