ハンガリーのブダペストを離れオーストリアに向かうことにしました。

目指したのは、音楽の都とも呼ばれる首都ウィーンです。
ハンガリーまでは旧東ヨーロッパだったので、いよいよ西ヨーロッパ旅行の開始でした。

私が旅行したのは2002年5月で、この年の1月から通貨がユーロになったばかりです。
当時は1ユーロ=100円くらいでした。

今に比べると為替レートは良いのですが、バックパッカーにとって西ヨーロッパは物価が高いので、なるべく効率的に観光することとしていました。

音楽の都ウィーン観光

ウィーンはかつてハプスブルク帝国の都だった場所です。
18世紀末からは音楽の都とも呼ばれる町です。

ウィーン歴史地区は世界遺産にも登録されています。

なるべく早く観光を終えるつもりだった私は着いたらすぐに観光に出かけました。

シュテファン大聖堂

ウィーンにあるゴシック様式の大聖堂がシュテファン大聖堂です。
ウィーン歴史地区のシンボル的な存在で、観光の際に起点にもなる場所です。

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とても重厚な建物です。

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多くの観光客が訪れています。

ホテル・ザッハ―でザッハトルテ

ホテル・ザッハ―はウィーンの中心部にある5つ星ホテルです。
ウィーン国立歌劇場の隣にあります。

個々の名物はなんといってもザッハトルテです。
ザッハトルテとは、世界的にも有名なチョコレートケーキです。
漫画の「美味しんぼ」でも取り上げられたことがあります。

バックパッカーには似合わないのですが、せっかくなので5つ星ホテルであるホテルザッハ―に入り、ザッハトルテとウィンナーコーヒーを頼みました。

ちなみにウィンナーコーヒーは、ウィーン風コーヒーという意味であって、ウィンナーソーセージは入っていません。
コーヒーにクリームを浮かべたものです。
ただ、ウィーンではウィンナーコーヒーとは呼ばれていませんが。

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ちょっと写真の写し方が悪いのですが、左にクリームの浮いたウィンナーコーヒー、右側にこちらも皿の上にクリームがたっぷりと乗せられたザッハトルテです。

さっそくザッハトルテを食べてみました。

うーん、甘い。いや、甘すぎる。。。
けっこうくどい甘さで、私としては美味しい、とは思いませんでした。

甘すぎるザッハトルテの後に、ウィンナーコーヒーを飲みます。
こっちはまあまあという感じでした。

それなりの金額を払った割には、味自体にはそれほど満足感はありませんでした。
もしかしたらバックパッカーで味覚が鈍っていたのかもしれませんが。

とはいえ、このような歴史あるホテルで、歴史あるものを食べられたのは良かったです。

ベルヴェデーレ宮殿

ウィーンの観光スポットとして人気が高いのが、ベルヴェデーレ宮殿です。
ベルヴェデーレとは「美しい眺め」という意味で、庭園から見る宮殿は美しいです。

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昔の写真をスキャンしてるので、暗い感じになってますが実際にはもっと明るく美しい宮殿でした。

音楽の都で音楽を楽しむ

音楽の都ウィーンに来たらやはり音楽を楽しむことをおすすめします。

有名なウィーン国立歌劇場(オペラ座)では最高峰のオペラを見られます。
安い席もあったりしますので、もしウィーンに行くなら1度は訪れてみてよいと思います。

また、フォルクスオーパーという歌劇場もあります。
フォルクスは大衆のという意味なので、大衆オペラ座という意味です。

私はこのフォルクスオーパーでオペレッタを見ました。

オペレッタとは、セリフと踊りのある歌劇で主に喜劇が中心となったものです。
一般的なオペラに比べるとだいぶ大衆的です。
2回見たのですが、1回目はあまり面白くなかったのですが、2回目はけっこうおもしろかったです。

ウィーンの公園

ウィーンは2泊し、夜行バスでベルリンに向かうことにしました。
昼に宿をチェックアウトし、夜行バスの出発まで時間があったので公園で昼寝したりしました。

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ウィーンにはそこら中にいい公園があったので、のんびりと過ごせました。

そして夕方にバスターミナルへ行き、次の国ドイツの首都ベルリンへと向かいました。

ドイツの首都ベルリンについてはこちら