イタリア

バチカン市国旅行記 世界一小さな国

イタリアのローマの中に、世界一小さなが存在しています。
それがバチカン市国です。

バチカン市国は、ローマ教皇庁によって統治された国です。
ローマ教皇は全世界のカトリック教徒の精神的指導者です。
そんなローマ教皇庁が治めるバチカン市国は、カトリック教会の総本山といえる場所です。

また、バチカン市国は、国全体が世界遺産に指定されています。

バチカン市国の情報

バチカン市国はローマの中にあります。

町の中に国があるというのが不思議な感じがしますね。

バチカン市国の国土面積は、わずか0.44平方キロメートルです。
ちなみにディズニーランドが0.52平方キロメートルなので、ディズニーランドよりも小さいです。

さすが世界最小国ですね。

バチカン市国観光へ

バチカン市国はローマの地下鉄A線のオッタヴィアーノ駅(Ottaviano)から徒歩10分くらいです。
それ以外にもバスやトラムで移動することもできます。

ちなみに入国時に入国審査はありません。

バチカン市国入国に際しては服装に注意しましょう。

バチカン市国の最大の見どころといえるのがサンピエトロ大聖堂です。
このサン・ピエトロ大聖堂は神聖な場所のため、肌の露出度の高い服装はNGです。
キャミソールやミニスカート、ショートパンツなどでは、入れない可能性があります。

神聖な場所であるということに敬意を払った服装にしましょう。

サン・ピエトロ大聖堂

サン・ピエトロとは聖ペテロのことです。
キリスト教の使徒ペテロの墓所を祀る聖堂とされています。

カトリックの総本山とされる場所です。

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曇っていたため写真は暗くなってしまいました。

さすがにカトリックの総本山だけあって、多くの観光客が訪れます。

サン・ピエトロ大聖堂は荘厳な作りです。
中に入ってもすごいです。
建物自体の作りもすごいですし、様々な像や装飾が見られます。

神聖な場所だから駄目だと思って写真を撮らなかったのですが、一部を除いて撮影はOKだそうです。
撮らなかったことが悔やまれます。

クーポラ(ドーム)

サンピエトロ大聖堂のクーポラ(ドーム)に上ることができます。
このクーポラからはバチカン市国を一望できます。

階段で上がることもできますが、実はエレベーターもあります。
料金は途中までエレベーターで上る場合は7ユーロ、全て階段で上る場合は5ユーロの2種類です。
けっこうたいへんなので、体力に自信がない人にはエレベーターをおすすめします。

そして、そのクーポラからの眺めがこちらです。

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ここから見る眺めはとても良かったです。
写真が暗めで分かりにくいと思いますので、ぜひ訪れてみてください。

バチカン美術館

サン・ピエトロ大聖堂とともに見どころとなるのがバチカン美術館です。

歴代ローマ教皇の収集品を収蔵展示する世界最大級の美術館です。

システィーナ礼拝堂

そんなバチカン美術館の中でも最大の見どころともいえるのがシスティーナ礼拝堂です。

システィーナ礼拝堂の天井にはミケランジェロの描いた「創世記」や「最後の審判」があります。
とても有名な絵ですね。
教科書で見たことがあると思います。

それ以外にも様々な芸術作品があり必見の場所です。

 

ローマに訪れるならバチカン市国は外せないですね。
一度は訪れてみてほしいと思います。

イタリア・ローマ旅行記

スペインのバルセロナから、夜行バスでローマに行きました。

ユーロラインズパスという、ヨーロッパの国際線バス乗り放題のパスを利用しています。
バックパッカーだったので、ユーロラインズパスは夜行バスは宿代を浮かせつつ移動できる効率的な手段でした。

バルセロナからローマまでは20時間と比較的時間がかかります。
とはいえ、私は過去中国のタクラマカン砂漠で60時間のバス移動などを経験していたため、20時間はそれほどたいへんとは感じませんでした。
20時間もあるとけっこう長く眠れるので、夜行バスで移動しても逆に楽でした。

ローマ

ローマといえば現在のイタリアの首都というだけではなく、古代ローマ帝国時代からルネッサンスやバロック時代などを経た歴史的な町です。

ローマ市内にはコロッセオやパンテオンをはじめとした、ローマ帝国時代の遺跡があります。

それ以外にも、映画「ローマの休日」で有名なスペイン階段や真実の口(サンタ・マリア・イン・コスメディン教会)、トレヴィの泉などもあり、観光名所が目白押しの場所です。

コロッセオ

ローマ到着後、安宿を確保しすぐに観光に出かけました。

まずは世界遺産にも登録されているコロッセオに行きました。

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コロッセオはローマ帝国時代に作られた円形闘技場です。
当時はフラウィウス円形闘技場といったそうです。
かつて、剣闘士たちの血なまぐさい格闘がおこなわれた場所です。

ですが、現在ではローマを象徴する観光スポットにもなっています。

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コロッセオはデカくて、迫力がありました。
ローマ帝国時代からあるだけあって、歴史を感じさせられる建築物でした。

フォロ・ロマーノ(ローマ遺跡)

コロッセオだけではなく、ローマの町中には遺跡がそこら中にあります。

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ちょっと写真が暗くてわかりにくいのですが、古代ローマ帝国の遺跡です。
正面に見えるのは元老院会議場で、その奥にはカピトリーノの丘があります。

このような遺跡と現代の都市が融合しているところがローマの魅力の一つだと思います。

ただ、個人的にはローマ遺跡というと、シリアのパルミラ遺跡ヨルダンのペトラ遺跡の方が好きでした。

トレヴィの泉

ちょっとミーハーですが、トレヴィの泉にも行きました。

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トレヴィの泉といえば、後ろ向きにコインを投げるところで有名ですね。
投げ入れるコインの枚数によって、かなう願いが違うんです。

コイン1枚だと再びローマに来ることができ、2枚では大切な人と永遠に一緒にいることができ、3枚になると恋人や夫・妻と別れることができると言われています。

私は2枚投げ入れました。

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実際多くの観光客がコインを投げ入れていたので、泉のそこにはコインがたくさん沈んでいました。

ちなみにそのコインは、清掃員によって回収されます。
回収されたものはローマ市のものとなり、その後慈善団体に寄付されているそうです。

 

ローマは、見どころがとても多い町です。
さすがに歴史的な町だな、とあらためて感じました。