ポルトガル

ポルトガル旅行記 南部の都市ファロ

ポルトガルを訪れた最大の目的はユーラシア大陸最西端のロカ岬に行くことでした。
ロカ岬を訪れた後、本当はスペインのセビリアに行くつもりでした。

しかし、ポルトガルの首都リスボンから直接セビリアに行くルートがなかったので、ファロという町に向かいました。

ファロはポルトガル南部にある町です。

リスボンから列車で3時間半くらいでした。

ファロの町

ファロの町について、すぐにセビリアに行こうとバスを探しました。
しかし、到着時間がおそくセビリア行きのバスはもうありませんでした。

しかたなく、宿を探すことにしました。

客引きのおばさんがいたので、ついていくことにしました。
そのおばさんはいい感じの人でした。

連れて行ってもらった宿は、20€でトイレバス付。
値切って16€にしてもらいました。

正直バックパッカーからすると安い宿ではないのですが、宿の人もいい感じだったので泊まることにしました。

ファロ観光

ファロはポルトガルの田舎町という感じでした。

正直、見どころというのはありませんでした。
ただ、南国という雰囲気があって、いい感じの町でした。

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※写真はWikipediaからお借りしました

ブラブラと町中を歩き、カフェで本を読んだりとゆっくり過ごしました。

西ヨーロッパでは宿代をケチるため、かなり駆け足で動くことが多かったのでのんびりできるのが贅沢な感じもしました。
あくせく観光するのではなく、のんびりと過ごす。
こういう時間もいいものだなと、感じました。

まあ、物価の安いアジアや東ヨーロッパでは、ダラダラしすぎて時間を無駄に過ごしたんですがね。

その後、夕食はファロの町でサンドイッチを買いました。
ディナーとしては貧相かもしれませんが、あくまでもバックパッカーなので。
でも、そのサンドイッチは美味しかったですね。

ポルトガルは海沿いなのでシーフードも豊富ですし、素材がよいので料理がおいしいです。
スペイン料理ほど有名なわけではないですが、ポルトガル料理もいいものですよ。

その後、商店で酒を買って部屋で飲みました。

翌日セビリアに向かいました。
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ポルトガル旅行記 ユーラシア大陸最西端のロカ岬

ユーラシア大陸最西端の国ポルトガル。
そのポルトガルの中でも、最も西に位置しているのがロカ岬です。

つまりユーラシア大陸最西端の地ということです。
ユーラシア大陸陸路横断を始めた私にとっての目的地だったところです。

ただ、以前も書いたように大陸横断していた2001年~2002年にかけ、9.11同時多発テロインドとパキスタンの関係悪化がありました。
そのためインドからパキスタンに陸路で入れず、エジプトまで飛行機を使うこととなってしまいました。

そのためユーラシア大陸陸路横断ができなかったのです。

ユーラシア大陸陸路横断の出発地点ロカ岬

そこで私はロカ岬をユーラシア大陸陸路横断の出発地点とすることにしました。

日本を離れてすでに10か月。
本来の目的地を出発地に変更し、ようやくユーラシア大陸陸路横断が開始するのです。

リスボンからロカ岬へ

ポルトガル初日は首都リスボンを観光し、2日目いよいよ出発地点ロカ岬を目指しました。

ロカ岬の観光拠点はシントラという町です。
リスボンからシントラまでは列車で1時間弱です。

そのシントラからロカ岬まではバスで40分ほどです。
そしてついにロカ岬に到着しました。

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ユーラシア大陸の西の端っこに到着です。
大西洋が広がっています。

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記念に石碑と一緒に写真を撮ってみました。
完全な陸路横断はできませんでしたが、最西端に来たんだと感慨深いものがありました。

せっかくなのでロカ岬の中でもさらに先っちょに立つことにしました。

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大西洋を見下ろしました。

ユーラシア大陸陸路横断開始

そして、ロカ岬の先っちょにてユーラシア大陸陸路横断開始です。

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ここから改めて大陸横断が始まるんだと気持ちが切り替わりました。
絶対に飛行機を使わず日本に帰るんだと心に決めました。

ここから約7か月をかけて日本に戻ることになります。

シントラ観光

ロカ岬からシントラに戻りました。
ついでというわけではありませんが、せっかくなのでシントラの町も観光することにしました。

シントラの文化的景観」として世界遺産にも登録されているのです。

シントラには丘があって、ブラブラと丘を歩いて上がりました。
丘の上にはシントラ宮殿があります。

丘の上からの眺めはきれいでした。

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赤い屋根と緑が美しいです。

ポルトガルの田舎町はのんびりしていていい感じでした。

ロカ岬、シントラの町を堪能し、リスボンに戻りました。
ロカ岬ではしゃぎすぎたのか、帰りの列車は寝てしまいました。

リスボンでもう1泊し、次の町ファロに向かいました。
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