アンコール・ワットを見た翌日、今度は少し離れた見所のバンテアイ・スレイを観光しました。
ここもバックパッカーだったころの2003年にも旅行で来ており2回目です。
赤い砂で作られた寺院で、レリーフがとても美しいです。
東洋のモナリザとも呼ばれるデヴァター像(女神像)があり十分に見る価値があります。
バンテアイ・スレイ観光
バンテアイ・スレイはシェムリアップから北に40キロほど、車で1時間くらいのところにあります。
967年に建てられたヒンズー寺院で、赤い砂岩でできており、レリーフがとてもきれいな寺院です。
バンテアイは砦、スレイは女という意味で、あわせて「女の砦」という意味だそうです。
緑の中に赤い遺跡が映えます。
とても美しい遺跡で観光客からも人気があります。
シェムリアップからは少し離れていますが、多くの観光客が来ています。
10年前、2002年はここまで観光客はいなかったと思います。
アンコール・ワットに来る観光客自体が少なかったのと、当時はまだシェムリアップ周辺の地雷の撤去が不充分だったからかもしれません。
今ではすっかり旅行がしやすくなりました。
東洋のモナリザ
バンテアイ・スレイの象徴ともいえるのが、東洋のモナリザとも言われるデヴァター像です。
フランスの作家アンドレ・マルローがこのバンテアイ・スレイの壁面に彫られたデヴァター像に魅せられて、盗んで国外に持ち出した事件がおこったそうです。
その事件により、有名になったため観光地となりました。
現在はデヴァター像の周りにはロープが張られ近づくことができないため、写真では小さくしか映ってないです。
ちゃんとしたカメラもってなくてスマホで撮ったものなのでご了承ください。
盗みたくなる気持ちも分からなくもない、とてもきれいな像です。
10年前はもう少し近づくことができました。
遺跡の保護のためには仕方ないですね。
レリーフ
バンテアイ・スレイは決して大きい遺跡ではありませんが、その精巧なレリーフは見る価値があります。
入り口の門から見事なレリーフがあります。
門に彫られているのは象に乗るシバ神です。
ヒンドゥー教の寺院なので、ヒンドゥー教に関するレリーフが色々とあります。
全体的に凹凸や曲線が美しい、精巧な彫りのレリーフです。
バンテアイ・スレイはシェムリアップの町から少し離れており、オプションツアーになるケースが多いと思いますがm一見の価値はあります。
せっかくシェムリアップ、アンコール・ワットに旅行に来るのであれば、バンテアイ・スレイまで足を運んでみるとよいと思います。
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