フランスの首都パリを後にし、夜行バスでスペインのバルセロナに向かいました。
スペインといえば情熱の国。
西ヨーロッパの中では物価が安くて、ご飯もおいしいということでバックパッカーだった私も楽しみにしていた国です。
その中で最初に向かったのがバルセロナです。
バルセロナといえば、ガウディが設計したサグラダ・ファミリアがあったりする人気の観光都市です。
スペイン到着 スペイン人は親切
夜行バスに乗り、朝8時にバルセロナに到着しました。
まずは宿確保。
私がスペインを訪れたのは2002年。
当時はスマホもなく、その場で探して地図を見るということはできませんでした。
ですので、事前に情報を入手していた安宿に向かいました。
しかし、地図があいまいだったので、けっこう迷いました。
このままでは宿に到着できないので、その辺にいたスペイン人に地図を片手に聞きました。
相手は英語を喋れません。
私はスペイン語を喋れません。
でも、地図上で「ここ」と指さして、聞いてみるとみんな熱心にどっちの方向か教えてくれました。
とはいえ、言葉が通じてないのでなかなかたどり着けません。
しかし、徐々に近づいていることは間違いないので、聞きまくって何とかたどり着けました。
スペイン語もしゃべれない東洋人に、みんな親切に教えてくれたのでスペインの第一印象はかなり良かったです。
その後、出会ったスペイン人の方々もいい人たちだったので、今でもスペインは大好きです。
バルセロナ観光
宿を確保して、すぐにバルセロナ観光に出かけました。
5月のバルセロナ。
気候もよく、天気もよくて青空が広がっていて気持ちよかったです。
サンタ・エウラリア大聖堂
サグラダ・ファミリアに行く前に、サンタ・エウラリア大聖堂に行きました。
バルセロナで最も古い建築物のひとつだそうです。
荘厳な大聖堂でした。
大聖堂の中に入ってみると、けっこういい感じでした。
サグラダ・ファミリア
そして、満を持してサグラダ・ファミリアに行きました。
世界遺産にも登録されているアントニ・ガウディ氏が手掛けた未完成の巨大教会ですね。
1882年の着工し、もともとは完成までに300年くらいはかかると言われていたようです。
でも、現在では2026年の完成予定だそうです。
ちょっと写真は暗くて分かりにくいですが、さすがにサグラダ・ファミリアです。
その存在感はすごいです。
正直、これを設計したガウディは頭おかしいんだろうな、と思いました。
かなりエキセントリックでした。
グエル公園
サグラダ・ファミリアを観光した後、同じくガウディが設計したグエル公園に行きました。
グエル公園の作りもかなりエキセントリックでした。
彩りも激しくてなかなかすごかったです。
天才と呼ばれる人は違うんだな、と感じました。
まあ、個人的にはこの公園では落ち着かないだろうなと思いましたが。
ピカソ美術館
バルセロナには、ピカソ美術館があります。
あの、ピカソです。
ピカソの友人のジャウメ・サバルテスの個人コレクションとバルセロナ市所蔵のピカソ作品を基礎に1963年に開館した美術館です。
ピカソの幼少期から青の時代の作品群が展示されています。
さすが天才。という感じでした。
バルセロナのビュッフェでのひと時
ランチにビュッフェにいきました。
日本でいうとバイキング形式ですね。
安くておいしいということで、バックパッカーには有名だった場所です。
残念ながら店の名前は忘れてしまいました。
そのビュッフェは6.6€(2002年当時)と安かったのですが、食べ物はもちろん、デザートやソフトドリンク、コーヒーなどもあってとても良かったです。
味もよくて大満足でした。
そんなバルセロナのビュッフェで、横の席に座った地元のおっさんの行動にびっくりしました。
クリスマスに食べるような鶏の足のローストを4本くらい持ってきました。
そんなに食べられるのかな?と思ってみていると、おもむろにビニール袋を取り出して3本放り込みました。
その後、見ているとなんだかんだとビュッフェの料理をがんがん放り込んでました。
店員は気付いているのやら、気づいていないのやら。
なかなか大胆なおっさんの行動がびっくりでした。
バルセロナはサグラダ・ファミリアとした観光スポットが満載です。
人もやさしく、食べ物もおいしいので大好きな町の一つです。
旅行すると楽しい町なのでぜひ訪れてみてください。
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バルセロナは1泊だけで駆け巡りました。
バルセロナの次は、スペインの首都マドリッドを目指しました。