ルーマニア旅行記 古都ブラショフ

ブラショフはルーマニアのトランシルヴァニア地方にある都市です。
中世の美しい街並みが残っており、ルーマニアの中で人気の観光地です。

また、周囲の観光地の拠点にもなる街ですので、旅行者にとっては首都ブカレストよりブラショフの方が長く滞在するのではないかと思います。

私はユーラシア大陸横断中のバックパッカー時代、2002年に訪れました。

ブラショフの場所

ブラショフは首都ブカレストから北に170kmにあります。
鉄道で3時間ほどです。

トランシヴァニア地方の町であり、ルーマニアの真ん中くらいです。

ブラショフ観光

ブラショフは中世、ドイツ、ルーマニア、ハンガリーと複数の民族が住んでいたそうです。
そのため、中世ドイツ風の赤い屋根の街並みが残っています。
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そして、街中は石畳で、オープンカフェなどもあり、とてもおしゃれな感じです。

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バックパッカーではありましたが、物価が安いのでオープンカフェでちょっと優雅な一時を過ごしたりしました。

非常に楽しい時間を過ごしたのですが残念なこともありました。
というのは、ベンチに座って知り合ったバックパッカーと話に夢中になっているときに、カバンに入れていたコンパクトCDプレイヤーを盗まれてしまっていたのです。
カバンのヒモに手をかけてはいたのでカバン自体は盗まれなかったのですが、気付いたときにはカバンの中に入れていたCDプレイヤーがなくなっていました。

バックパッカーとして50ヶ国回った中で、唯一盗まれた経験でした。
ちょっと気が緩んでいました。油断大敵ですね。

悔しかったですが、スリ、置き引きは注意していれば防げるものです。
そして、危害が及ぶわけではないので、ブラショフの治安が悪いというよりも自己管理ができていなかっただけと自己責任的に思いました。
海外に出た場合、自分の身や財産は自分で守るという考え方でいることが重要だと思います。

とはいえ、そういう嫌こともあったのですが、それ以上の良さがあったのでブラショフはオススメの町です。

黒の教会

ブラショフの街中での一番の見どころ、観光スポットと言えるのが、黒の教会です。

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上の写真の奥にある黒い建物が黒の教会です。
この教会は1385年に建設が始まり、1477年に完成ました。
トランシルヴァニア地方最大のゴシック教会です。

とても大きく存在感があります。
内部には4000本のパイプと鍵盤があるパイプオルガンも見ごたえがあります。

黒の教会という名前の由来は、ハプスブルク家の軍が1689年にブラショフを攻撃したとき、この教会が焼けてしまって外壁が黒くなったからだそうです。

トゥンパ山

ブラショフの街の中に標高865mの山があります。
徒歩でも登れますし、ケーブルカーもあります。

疲れるのが嫌いな軟弱バックパッカーで、往復100円ちょっとくらいだったのでバックパッカーながらケーブルカーで登りました。
(実は2回訪れたので2回目は歩いて上がりました)

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山の上からは美しいブラショフの町が一望できます。
ブラショフに行ったら、登ってみてください。

聖ニコラエ教会

その他の観光スポットとしては聖ニコラエ教会があります。
黒の教会から15分くらい歩いたところにあるルーマニア正教の教会です。

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14世紀にたてられたそうですが当時ブラショフはドイツ系の支配下にあり、ルーマニア人は真当な市民権がなかったのですが町外れに自分たちの教会を建てたそうです。
当初ゴシック建築様式で建立されたのですが,その後バロック建築様式で建て替えられたそうです。

このようにブラショフには中世の美しい町並みが広がっています。
ルーマニアの中でもオススメの観光スポットですのでぜひ訪れてみてください。

また、ドラキュラ城とも言われるブラン城など、ブラショフの街から日帰りで行ける観光地もたあります。
それらもご紹介していきます。

ブラン城(ドラキュラ城)の様子はこちら

 

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