ヒマラヤを望む町ポカラで数日過ごした後、ルンビニに移動しました。
ルンビニはブッダ(釈迦)の生誕地であり、仏教の四大聖地の一つです。
また、世界遺産にも登録されています。
なお、四大聖地とは以下の4つです。
- ルンビニ:ブッダ生誕の地
- ブッダガヤ:ブッダが悟りを開いた地
- サールナート:ブッダが最初に説法した地
- クシナガル:ブッダ入滅の地
このうちルンビニだけがネパールにあり、その他の3つはインドにあります。
聖地ルンビニ
ルンビニはインド国境近くに位置しています。
ルンビニは世界遺産になっていますが、観光地という感じではなく、まさに仏教の聖地という感じの町です。
平和の灯があります。
24時間その日を絶やさないそうです。
この平和の灯から真っすぐ運河が伸びています。
ルンビニは仏教の聖地、それも生誕の地であるので、この運河沿いに各国のお寺があります。
タイ寺、韓国寺、中国寺、ミャンマー寺、タイ寺、ベトナム寺、ドイツ寺などなど。
もちろん、その中には日本のお寺もあります。
日本山妙法寺です。
真っ白なストゥーパが立っていて、目立ってました。
ルンビニの各国のお寺は広大な範囲にわたっているので、いろいろ見るのはけっこうたいへんです。
ですが、各国のお寺は特徴があるので見てみるのもよいと思います。
なお、各お寺に泊めてもらうことができます。
基本的には無料ですがいくばくかの寄付を行います。
私の場合はネパール寺の巡礼宿に泊まりました。
バックパッカーにとってはおなじみのドミトリーでした。
ルンビニの町自体は何もないといえば何もありません。
でも、いろいろな国のお寺を一度に見れたり、お寺に泊まったりと他の血ではできない経験もできます。
正直、すごく楽しかったという場所ではないのですが、一生のうちに一回入っておいてよかったなと思いました。
このルンビニの後、西の端にある国境マヘンドラナガルへ向かいます。