ネパールの首都カトマンズ。
カトマンズの中で人気の観光スポットがスワヤンブナートです。
別名モンキーテンプルとも言われています。
カトマンズは2015年4月に大地震があり、多くの犠牲者と被害が発生しました。復興を願います。
※このブログは2001年当時の様子を記載してものです。
スワヤンブナートとは?
スワヤンブナートは、カトマンズの中心地から3kmくらいの小高い丘の上にある仏教寺院です。
ネパール最古の仏教寺院です。
世界遺産「カトマンズ渓谷」の一部となっています。
丘の400段弱という石段を上ると登ると大きな仏塔が待っています。
高さ15mほどの仏塔には大きな目、仏陀の知恵の目が描かれています。
ネパール最大の仏塔があるボダナートと同様です。
その仏塔の先端からは、四方八方へ伸びる紐に5色の鮮やかな旗がはためいています。
タルチョと呼ばれ、チベット仏教でよくみられるものです。
経文が書かれていたりします。
多くのチベット系仏教徒が訪れています。
その敬虔な姿には、敬意を覚えました
モンキーテンプル
スワヤンブナート寺院は別名モンキーテンプルと呼ばれています。
その名の通りサルが多く住みついています。
ちょっと分かりにくかもしれませんが、上の写真では猿が歩いています。
寺院では猿も信仰の対象となっています。
そのためスワヤンブナートには猿が多く住みついており、モンキーテンプルとも呼ばれるわけです。
けっこうな数の猿がうじゃうじゃいます。
猿は信仰の対象ともなっているのです。
猿には気をつけましょう
ですが、この猿たちはけっこうたちが悪いです。
食べ物とかを盗られたりするので気をつけましょう。
実はチベットのラサからヒマラヤを越えてネパールに入った仲間が、この寺院に住みついている猿に噛まれました。
猿にかまれても狂犬病の可能性があるため、その仲間は病院に行ってワクチンを打ってもらいました。
4週間に5回接種する必要があるそうで、旅行の日程を大幅に変更せざるを得なくなってしまいました。
動物にかまれるとけっこうたいへんなので、海外では動物に注意しましょう。
「狂犬病」は実は犬だけではないので注意してください。
とはいえ、発症前に期間があります。
そして、狂犬病ウイルスは石鹸で手を洗えば死滅するし、空気中でもすぐに死滅するほど弱いウイルスだそうです。
書いていて誤解されるのではないかと心配になりましたが、ネパールが特別に狂犬病の危ない国と言うわけではありません。
どの国でも危険性はあるという話なので、先進国も含めて動物にかまれるということには気をつけたほうがよいというだけです。
ただ、あまり警戒しすぎて、せっかくの体験を見逃すことのほうがもったいないので、変に気にしすぎないでください。
カトマンズは新しい文化圏であり、楽しかったです。
次はヒンズー教の文化について書きたいと思います。