2015年3月台北に3泊4日で行ってきました。
主目的は旅行ではなく展示会視察の出張でした。
とはいえ、2日目には展示会の視察もひと段落して、時間ができたので観光に出てみました。
まずは故宮博物院にいくことにしました。
故宮博物院 観光
台北一の観光スポットともいえるのが、故宮博物院ですね。
台北の故宮博物館は、中国の歴代皇帝の所持品など歴史的価値のある美術品、文化財が展示されています。
蒋介石が国共内戦で不利になった際に、中国本土から台湾へと持ち出したものです。
故宮博物院への行き方
なお、故宮博物院に安くいきたければ、MRTの淡水線で士林(シーリン)までいき、そこから路線バスで行けば安上がりです。
バックパッカーではなく、社会人のしかも出張なのにその経路で行きました。
そはいえ、台北はタクシーも安いので、士林からタクシーでも大した金額にはなりません。
タクシーなら約120台湾元(約350円)でバスならば15台湾元(約40円)くらいです。
故宮博物院の逸品
故宮博物院には膨大な量の展示品があります。
好きな人は1日あっても足りないでしょうね。
私はそこまで時間をかけるほうではないのですが、それでもこれはすごいというものをお伝えします。
残念ながら、中は撮影禁止のため写真はありません。
翠玉白菜
もっとも有名なのが、天然の翡翠と玉の混ざり具合を巧みに利用した白菜の彫刻ですね。
繊細な彫刻で、翠玉巧彫の最高傑作と言われています。
実際すごいですし、きれいです。
この翠玉白菜は別格の扱いなので、長蛇の列ができています。
並んで順番に見るのですが、混んでいるとほとんど歩きながらしか見れません。
ですので、混んでない時期とか時間帯を狙うべきでしょうね。
肉形石
翠玉白菜と並ぶのが、その名の通り肉の形をした肉形石です。
肉は肉でも東坡肉(豚の角煮)そっくりでとても美味しそうです。
ちなみに東坡肉(トンポーロー)は中国の杭州の名物料理でおいしいです。
⇒東坡肉の詳細はこちらから
彫象牙透花人物套球
上記の2つもよいですが、私が一番好きなのが彫象牙透花人物套球です。
象牙の彫刻なのですが、球の中に球がありそれが21個もあるのです。
どうやってこんなの作ったんだろうと思います。
親、子、孫三大にわたって完成されたものだそうです。
故宮博物院は中国の悠久の歴史を感じられますね。
淡水(タンシュエ)観光
淡水は台北の郊外にあり、かつて貿易港として栄えた町です。
ウォーターフロントの町で、台湾のベニスと言われたりするほど美しい町です。
台北から簡単に日帰り観光ができますし、故宮博物院を見た後に行くと方効率的です。
MRTの台北駅からは、40分ほどです。
台北の人のデートスポットにもなっているそうです。
淡水の商店街
淡水の駅に到着すると、活気のある商店街がお迎えしてくれます。
道の両側には、食べ物屋や雑貨屋などとてもにぎわっています。
ちょこちょこつまみながら歩くのもいいですね。
ついたのが昼だったので、食堂に入りました。
牛肉麺を頼もうとしたら、食堂のおばちゃんにすすめられて半筋半肉麺を頼みました。
関西人なので筋肉も大好きです。
ということもあり、とても美味しかったです。
あっさりあじですが、出汁がきいてますね。
紅毛城
淡水駅からバスで10分くらいですが、ぶらぶらと川沿いを散歩しながらいくのもよいです。
17世紀にスペイン人により築かれた城です。
その後、19世紀からはイギリスが領事館が置かれました。
ヨーロッパ風建築がいい感じです。
建物の中にも入ることができます。
庭園もいい感じですね。
私が行ったときは遠足なのか、多くの小学生も訪れていました。
紅毛城は小高い丘の上にありますので、景色もよいです。
故宮博物院や淡水など、台北の中心地からも素敵な観光地があります。
台北はご飯もおいしいし、いい町ですね。
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