世界遺産

ロシア旅行記 首都モスクワ

ロシアの首都モスクワ。
モスクワには世界遺産クレムリンなど様々な見所があります。

古都サンクトペテルブルグとともにロシア観光の中心となる町です。

私はサンクトペテルブルグの観光を終えた後、モスクワまで鉄道で移動しました。

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広大なロシアの地図からすると近く見えるのですが、実際には700km離れています。
高速鉄道だと4時間ほど、寝台列車だと9時間ほどです。

私は当時バックパッカーだったので、寝台列車で移動しました。

モスクワ観光

夜行列車でモスクワに到着した後、まずは宿を確保しました。
そしてさっそく観光に出かけました。

世界遺産 クレムリンと赤の広場

モスクワの観光の中心がクレムリンです。
クレムリンは旧ロシア帝国の宮殿であり、現在もロシアの大統領府などが置かれているモスクワの中心地です。

ヴァスクレセンスキー門という門をくぐって赤の広場に向かいます。

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赤の広場はクレムリンの正面に位置する広場です。
モスクワ随一の観光地です。

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この写真の左側にあるのが聖ワシリイ大聖堂、右の塔がスパスカヤ塔です。

私が訪れたのは2002年11月だったのですが、その1か月前テロリストによるモスクワ劇場占拠事件が起こっていたタイミングでした。
そのため赤の広場も警戒されており、中に入るのが規制されていました。

自由に動けるときにもう一度訪れたいと思います。

聖ワシリイ大聖堂

聖ワシリイ大聖堂は赤の広場に立っているロシア正教の大聖堂です。

玉ねぎ型の屋根にカラフルな色合いで、おとぎの国のような建築物です。

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※この写真はWikipediaからお借りしました。

幻想的で異国情緒あふれる建物ですね。

ボリショイ劇場

ボリショイ劇場はロシアを代表するバレエ・オペラ劇場です。

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ロシアといえばバレエということで私もバレエを見ましました。
安い席だったのですが楽しめました。

ですが、次回行ったときはもっといい席で見たいと思っています。

モスクワに行くならぜひ訪れてみてほしいところです。

ノヴォデヴィチ女子修道院

世界遺産にも登録されているモスクワの南西部に位置する修道院です。

5つの玉ねぎ型の屋根があるスモレンスキー聖堂があります。

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ドラクエのメタルスライムみたいな屋根ですね。

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聖ワシリイ大聖堂とは違った美しさがあります。
私はこっちの方が好きですね。

このようにモスクワには様々な観光スポットがあります。

ぜひ一度訪れてみてください。

ロシア旅行記 サンクトペテルブルグ

サンクトペテルブルグはかつてのロシア帝国の首都であり文化の中心地だった町です。
ソ連時代はレニングラードという名称にでした。

このサンクトペテルブルグですが、古都であり文化の中心地ということもあり様々な見所があります。
「サンクトペテルブルク歴史地区と関連建造物群」として世界遺産にも登録されています。
ロシア旅行するなら外せない町といえます。

ちなみに英語の発音だと「セイントピーターズバーグ」という発音になります。
どちらかというと「サンクトペテルブルグ」という呼び方の方が日本人は聞きなれているのではないかと思います。

サンクトペテルブルグの場所

サンクトペテルブルグは果てしなく広いロシアの西の端の方にあります。

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フィンランドやバルト三国のエストニアの国境近くに位置しています。
私はエストニアの首都タリンからバスでサンクトペテルブルグへ移動しました。

タリンからサンクトペテルブルグまでは約350kmほどです。

サンクトペテルブルグ観光

サンクトペテルブルグに到着後すぐに宿探しをしました。
私が訪れたのは2002年とだいぶ昔なので、当時はスマホで安宿を調べるという方法はありませんでした。
なので、前もって調べておいたドミトリーのある宿に向かいました。
※ドミトリーとはユースホステルみたいに多人数部屋でベッドを確保するタイプの部屋です。

11月でオフシーズンということもあってすんなり泊まることができました。
その宿には3泊することにしました。

部屋を確保した後、すぐにサンクトペテルブルグ観光をしました。
11月だと日の出は9時ごろ日の入りは16時半ごろと日照時間が短いので、なるべく頑張って観光をしました。

血の上の救世主教会

名前の由来は、ロシア皇帝アレクサンドル2世の暗殺されたことに由来するそうです。

名前は怖そうですが、見た目はファンタジーな感じのロシア正教の教会です。

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おとぎの国みたいな感じです。

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ロシアに来たなー、実感できる教会でした。
サンクトペテルブルグに来たらここは外せない観光スポットですね。

 

聖イサアク大聖堂

聖イサアク大聖堂はロシア正教の大聖堂です。

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こちらは重厚な感じの大聖堂です。
なお、展望台があってそこからサンクトペテルブルグの街並みを見渡すこともできます。

カザン大聖堂

カザン大聖堂は最大級の教会です。

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カザン大聖堂は観光向けではなく、地元の方の信仰の場です。
大きな大聖堂は見ごたえがあります。

サンクトペテルブルグには色んな様式の教会があってみていて楽しいですね。

エルミタージュ美術館

サンクトペテルブルグ最大の見どころともいえるのがエルミタージュ美術館です。

パリのルーブル美術館、ニューヨークのメトロポリタン美術館とともに世界三大美術館の一つとも言われる美術館です。

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※私が訪れた時、建物が改装中で写真を撮ってなかったので、Wikipediaからお借りしました

このエルミタージュ美術館は、とても広い敷地の中に本当に素晴らしい絵画などの美術品が山のようにあります。

レオナルド・ダ・ヴィンチ、ラファエロ、エル・グレコ、ルーベンス、レンブラント、セザンヌ、ルノワール、モネ、ゴッホ、マティス、などなど本当にすごいです。

サンクトペテルブルグに行ったら外せない観光スポットですね。

サンクトペテルブルグは日本人の目からは異国情緒のある歴史的な建造物が立ち並び、また美術館もあって観光しがいのある町です。
色んな国を回ってきましたが、サンクトペテルブルグは好きな町の一つです。

興味があればぜひ行ってみてください。

バルト三国旅行記 エストニアの首都タリン

バルト三国の一番北に位置する国がエストニアです。
その首都はタリンです。

タリンの歴史地区は世界遺産に登録されています。

タリンの歴史地区観光

石畳の狭い道、色とりどりの建物、尖った屋根など、おとぎの国のような街並みが広がっています。
とてもかわりらしい町なんですよね。

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町中を歩いているだけでも楽しいです。

トームペア城

タリンの町の見どころの一つにトームペア城があります。
城壁に囲まれたお城です。

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ちなみにトームペア城の塔は「のっぽのヘルマン(Pikk Hermann)」と呼ばれているそうです。
かわいらしい愛称ですね。

アレクサンドル・ネフスキー聖堂

タリンの別の見どころ、観光スポットの一つがアレクサンドル・ネフスキー聖堂です。

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正教会の教会ですね。
アレクサンドル・ネフスキー大聖堂はタリンにあって最大かつ最重要の正教会の教会です。

玉ねぎっぽい屋根はクーポルと呼ばれるドーム型の屋根です。
日本人からすると異国情緒を感じる建物ですね。

バルト海

また、タリンはバルト海に面した街です。
なのでもちろん海も見ることができます。

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私が訪れたのは12月だったので結構寒かったですが、冬のバルト海ってのも情緒があっていい感じでした。

エストニア、タリンに訪れる機会というのはなかなかないかもしれません。
でも、タリンの町は歩いているだけでも楽しくなるいい町なので、興味がある方は訪れてみてください。

バルト三国 ラトビア旅行記 首都リガ

バルト三国で真ん中に位置する国がラトビアです。
その首都がリガです。

リガの町は「バルト海の真珠」ともいわれています。
ロマネスク、ゴシック、アールヌーヴォーなど様々な建築様式が混在する旧市街地は「リガ歴史地区」として世界遺産にも登録されています。


私はユーラシア大陸横断中に訪れました。
リトアニアのシャウレイからリガに移動ました。

なお、リガはロシアビザが比較的簡単に入手できるといわれています。
日本でロシアビザを入手しようとしたら、インビテーションなどが必要なので面倒です。
私の場合は噂通り、リガで簡単に手に入れることができました。
※ビザの状況は常に変化するので最新情報をご自身でお調べください。

世界遺産 リガの歴史地区

世界遺産になっているリガの町を歩いてみました。

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リガの町はやはりきれいですね。
上の写真はリガの中心地にある広場にある、ブラックヘッドの会館です。

リガの聖ペテロ教会

リガの観光スポットの一つが聖ペテロ教会です。

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奥に見える塔は高さが123mもあります。
上ることができて展望台があるので、そこからリガの町を一望できます。

ちなみに別の日に再度訪れてみると、靄がかかっていてちょっと幻想的でした。

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聖母受難教会

有名なスポットというわけではないのですが、個人的に気に入ってたのがこの教会です。

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淡い水色の尖塔がなんかいい感じでした。

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リガは歴史を感じられる町でした。
あまり大きくなくて、のんびりと街歩きを楽しめる町でした。

バルト三国 リトアニア旅行記 首都ビリニュス

バルト三国の一つリトアニア。
その首都がビリニュスです。

旧市街は歴史的・文化的な見どころが多く「ビリニュスの歴史地区」として世界遺産にも登録されています。
バロック様式を中心にゴシック様式やルネッサンス様式など、さまざまなスタイルの建築物が立ち並んでいます。

美しい街並みがあり、人々は優しくて好きな町でした。

リトアニア ビリニュスの場所

リトアニアはバルト三国の一つであり、バルト海に面した国です。
その首都ビリニュスはバルト海には面しておらず、リトアニアの東側に位置しています。

ポーランドのワルシャワからはバスで10時間ほどです。

ビリニュス観光

ビリニュスの町は落ち着いた感じのきれいな町でした。

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※写真が残っていなかったのでWikipediaからお借りしております

人も多くなくのんびりと観光をしました。

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こちらは聖アンナ教会です
様々な様式の建築物があって楽しめます。

ビリニュス大聖堂

こちらはビリニュス大聖堂です。

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1251年に十字軍の弾圧から逃れるため、ミンダウガス王がキリスト教を受け入れて最初に建造した主教座教会です。
この建物は18世紀に大改築が行われ、現在の姿となりました。

この大聖堂を観光しているときに、小学生の集団と出会いました。

するとその小学生たちから
「オラ!」
とあいさつされました。

髪が黒いのでスペイン人に間違われたのかなと思いますね。
おそらく東洋人を見ることはほとんどなかったんだろうと思います。

杉原千畝

ところで、リトアニアと大きく関係した日本人がいます。
第二次世界大戦中、ナチスドイツの迫害によってポーランドその他の国から逃れてきた多くのユダヤ人難民のために大量の通過ビザ発行した杉原千畝です。

リトアニアのカウナス領事館に領事代理として赴任していた杉原千畝は多くのユダヤ人の命を救った人として「日本のシンドラー」とも呼ばれてたりします。

ビリニュス市内には杉原千畝記念碑も立てられています。

現在の日本人でリトアニアと関係している人は少ないですが、歴史的に見ると繋がりのある国ですので、ビリニュスを訪れる際は杉原千畝記念碑も訪れてみるとよいと思います。

ポーランド旅行記 首都ワルシャワ 世界遺産ワルシャワ歴史地区

ポーランドの首都ワルシャワ。

旧市街地にあるワルシャワ歴史地区は世界遺産にも登録されています。

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ポーランドの観光地としては、アウシュビッツクラクフもありますが、このワルシャワ歴史地区も外せないポイントです。

世界遺産ワルシャワ歴史地区

このワルシャワ歴史地区は実は第二次世界大戦中に破壊され、灰燼に帰してしまいました。
第二次世界大戦後、ポーランドの人々によって再現されました。

その再現の仕方は驚くほど徹底しています。
崩れたがれきなども極力使用し、建物のひびや傷み具合、傾きなども戦前の様子を忠実に再現されています。

歴史的な建造物が残っているのではなく、再現された町が世界遺産に登録されるという稀有な例です。
忠実に再現したポーランドの人々の熱意が評価された結果です。

そんなワルシャワ歴史地区にはいろいろと見所があります。

旧市街のマーケット・プレイス

旧市街の中心にはマーケット・プレイス(市場広場)があります。

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このマーケットプレイスには色とりどりの建物が並んでいます。
また、伝統的なポーランドのレストランやカフェがあるので、食事することもできます。

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ワルシャワの町は日本人からすると異国情緒溢れる街並みですので、歩いているだけでも楽しめます。

ポーランドに行くならぜひワルシャワを訪れてみてください。

ポーランド旅行記 世界遺産の町クラクフ

クラクフはポーランド南部に位置する町で、かつてのポーランド王国の首都として栄えた古都です。
中世の雰囲気が漂う歴史的な街並みの旧市街地は、ユネスコの世界遺産にも登録されています。

そのためポーランドの中でも人気の観光地となっています。

また、クラクフはアウシュビッツ強制収容所への拠点ともなっています。

そのため多くの旅行者が集まります。

クラクフ観光

私自身はアウシュビッツへ行くことがメインの目的であり、クラクフ自体の観光についてはオマケ程度に考えていました。

しかし、世界遺産に登録されるだけあって、その歴史的な街並みは見ごたえがあるものでした。

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ちょっと写真がボケてしまっていますが、美しい街並みを歩くだけでも楽しかったです。

フロリアンスカ門

フロリアンスカ門はクラクフ旧市街北端部にある門です。
13世紀に建造されたゴシック様式の搭のような門で、17世紀にバロック様式の屋根が付けられました。

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門というだけあって、もともとは城壁の一部でした。
旧市街地を囲んでいた城壁自体は19世紀に取り壊されました。

ヴァヴェル城・ヴァヴェル大聖堂

ヴァヴェル城はクラクフの旧市街地南部、ヴィスワ川のほとりにある小高い丘の上にあるお城です。
歴代ポーランド王の居城だったところです。

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そのヴァヴェル城の中にあるのがヴァヴェル大聖堂です。
大聖堂には歴代のポーランド王や英雄のが埋葬されています。

このヴァヴェル城はクラクフ観光に来たら外せないスポットのひとつです。

クラクフの町自体はそれほど大きな町ではなく、こじんまりした感じでした。
アウシュビッツ強制収容所のついでと思っていたのですが、歴史を感じられるとともに緑が多くていい町でした。

アウシュビッツ強制収容所についてはこちら

チェコ旅行記 世界遺産の首都プラハ

チェコの首都プラハはヨーロッパの中でも人気の観光地です。
オレンジ色の屋根に統一された美しい街並みが人々を魅了します。

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11世紀~18世紀にかけてのさまざまな時代様式の建築物が残っている古都です。

「プラハ歴史地区」として世界遺産にも登録されています。

ブダペストからプラハへ

そんな美しいと評判のプラハを訪れるため、ハンガリーのブダペストからバスに乗って移動しました。

なお、当時バックパッカーだった私はユーロラインズパスというバス乗り放題のチケットを使っていました。
ユーロラインズパスは期間中(15日間もしくは30日間)は国際線のバスが乗り放題なので、物価の高いヨーロッパをバックパッカー旅行するならおすすめです。
ユーロラインズパスについてはこちらの記事をご覧ください

プラハ観光

プラハに到着後、宿を確保しすぐに観光に出かけました。

噂にたがわず美しい街並みが広がっていました。

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オレンジ色の屋根が統一感があっていい感じでした。

プラハ城と聖ヴィート大聖堂

そんなプラハの一番の観光スポットがプラハ城です。

プラハ城は小高い丘の上にあります。
そしてプラハ城の中にある大聖堂が聖ヴィート大聖堂です。

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プラハを代表するゴシック様式の建物で、尖塔の高さは99mもあります。
荘厳な建物で見ごたえがあります。

もちろん中に入ることもできます。
大聖堂内部はステンドグラスが美しいです。

また大聖堂の塔に登って美しいプラハの町を一望することもできます。
プラハに行ったら必須の観光地ですね。

プラハは町全体が美しくて、町中を歩いているだけでも楽しい町でした。

 

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クロアチア旅行記 アドリア海の真珠 ドゥブロヴニク

クロアチアで最も人気のある観光地がドゥブロヴニクです。

ドゥブロヴニク「アドリア海の真珠」とも呼ばれる美しい港町です。

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世界遺産にも登録されています。

ドゥブロヴニクの場所

ドゥブロヴニクはクロアチアの南部、アドリア海沿いに位置しています。

クロアチア南部は長細いので、ボスニアヘルツェゴビナとの国境もすぐそこにあります。

私は港町スプリットからフェリーでドゥブロヴニクに移動しました。
フェリーは朝7時に出港して10時間ほどかけ、美しいアドリア海を眺めながらゆっくりと進みます。

ドゥブロヴニクに到着

夕方にドゥブロヴニクに到着。
港は新市街地にあるので港自体は、眺めがいいわけではありませんでした。

港に降り立つと、すごい数の客引きがやってきました。
さすがクロアチアで一番の観光地、という感じです。

クロアチアの客引きは強引な人たちではなく、ちゃんとした宿を紹介してくれます。
何人かの客引きに話を聞き、キッチン付きで旧市街地に近くていい宿に泊まることにしました。

あいにく雨が降ってきてしまったので、初日は観光に出かけることなく宿で過ごしました。

ドゥブロヴニク観光

2日目、世界遺産「ドゥブロヴニク旧市街地」に観光に出かけました。

ドゥブロヴニク旧市街地は赤レンガの屋根が立ち並ぶ美しい町です。

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旧市街地の周りは城壁に囲まれており、その城壁の上を歩くことができます。
城壁の上からは、赤レンガ町を見下ろすことができます。

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城壁はけっこう長いので、ずっと歩くとけっこう疲れます。
でも、眺めがよいので城壁にはぜひ上ってほしいところです。

ドゥブロヴニクの旧市街地は小さな地域なので、1日で十分観光することができます。

「魔女の宅急便」「紅の豚」ジブリ映画のモデル?

ドゥブロヴニクは「魔女の宅急便」「紅の豚」の舞台になった町、
という噂がありジブリ好きの人が訪れます。

確かに赤レンガの美しい街並みは、それらの映画の風景にも見えます。

ただし、あくまでも噂です。
ジブリの公式サイトでは「魔女の宅急便」の町として参考としたのは、
「スウェーデンのストックホルム、バルト海のゴトランド島ヴィスビーの町」
とされています。

「紅の豚」はアドリア海沿岸を参考としたとあるので、ある程度関係はありそうです。

カンボジアのベンメリアもそうですが、ジブリについては噂が独り歩きしていることも多いので、そのつもりで。

とはいえ、ジブリ映画のモデルかどうかは置いといて、ドゥブロヴニクは美しい町なのでぜひ訪れてみてください。

 

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クロアチア旅行記 世界遺産スプリット

アドリア海沿いの国クロアチア
そのクロアチアにある世界遺産の一つが「ディオクレティアヌス宮殿のあるスプリトの歴史的建造物群」です。

その名の通り、3世紀末ごろ古代ローマ皇帝のディオクレティアヌス帝によって建てられた宮殿がある歴史的な町です。

また、海に面しているのでビーチもあったりします。

スプリットの場所

スプリットはクロアチア南部。
アドリア海沿いに位置してます。

私は隣国スロベニアから列車に乗って国境を越えずクロアチアのリエカという町まで移動しました。
リエカの町で安宿を発見することができず、また町自体にそれほど魅力を感じなかったため、スプリットまで夜行列車で移動することにしました。
なお、リエカからスプリットへはフェリーで移動することもできます。

スプリット到着

朝、スプリットに到着すると、駅で客引きに囲まれました。
観光客が多い証拠ですね。

客引きと言っても強引な人たちではなく、ちゃんとした宿を紹介してくれます。

スプリットの町中は宿代が高いので、少し離れた民宿に泊まることにしました。
その宿のおばちゃんはいい人で、オレンジやイチジクをくれました。
キッチンもある宿だったので、自炊して食事代を浮かせました。

宿を確保し夜行列車の疲れをとるため少し昼寝をしました。
その日はスプリットの歴史地区には、行かずにビーチでのんびりとして過ごしました。

世界遺産スプリットの歴史地区

スプリット2日目に世界遺産となっているスプリットの歴史地区に行きました。

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歴史のある街並みが広がっています。

ディオクレティアヌス宮殿

ディオクレティアヌス宮殿はディオクレティアヌス帝が建てた宮殿の移籍です。
多くの観光客が訪れています。

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1700年以上前の遺跡です。

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スプリットは古代ローマの遺跡と中世の街並みが融合する美しい町でした。
スプリットの中心部は小さいので1日で充分観光できます。

クロアチアを旅行するならぜひ訪れてみてください。

スプリットからはアドリア海の真珠と呼ばれるドゥブロヴニクに向かいました。

アドリア海の真珠 ドゥブロヴニクの様子はこちら

アルバニア旅行記 世界遺産ブトリント

アルバニア共和国は、東ヨーロッパのバルカン半島南西部に位置しアドリア海に面した国です。

そのアルバニア共和国にある世界遺産がブトリントです。
古代ギリシャ、ローマ帝国、ビザンツ帝国時代などの遺跡が残されています。
港湾都市であり、海上交易の要衝でした。

歴史を感じられる場所です。

ブトリントの場所

ブトリントはアルバニアの南部に位置しています。
もちろん海沿いの町です。

ブトリントへ行くには、サランダからがアクセスがよいです。

ブトリントに行く道中、けっこう衝撃的な光景を見られます。
それが下の写真です。

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写真だとちょっと分かりにくいと思いますが、車をいかだに乗せて川を渡るのです。
さすがヨーロッパ最貧国のアルバニアです。

橋がなく、船を使うのでもなく、ロープを張ったいかだで川を渡るのです。

なかなか体験できないですね。
もちろん私もこのいかだに乗って川を渡りました。

世界遺産ブトリント遺跡

ブトリントでは古代遺跡が見られます。

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ローマ時代の円形劇場なんかもあります。

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あと城壁の上からの眺めも良かったです。

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緑が多くていいですね。
川が見渡せるのもいい感じです。

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上の写真の赤い旗がアルバニアの国旗です。

ブトリントの移籍は、世界遺産のわりには規模は小さめです。
でも、眺めもいいですし、遺跡からは歴史を感じられるので、アルバニア共和国に行くのであればぜひ訪れてみてください。

アルバニア旅行記 世界遺産ジロカストラの歴史地区

アルバニア共和国には2つ世界遺産があります。

  • ブトリント
  • ベラトとギロカストラの歴史地区群

私は両方行きました。
今回ご紹介するのは「ベラトとギロカストラの歴史地区群」があるジロカストラという町です。

ジロカストラは「石の町」とも言われる町です。
谷の斜面に築かれた町で、オスマン時代に石のブロックで作られた建物が多くあります。

特徴的な町なので見る価値はありました。

ジロカストラの場所

ジロカストラは首都ティラナから南に200kmほど。
アルバニアの南部に位置しています。

首都ティラナからはバスで移動しました。

バスはひたすら山道を進んでいきます。
バスの中に英語ができるアルバニア人の兄ちゃんがいたので暇つぶしに話をしました。
その兄ちゃんはギリシャの大学に行ってる人でした。

アルバニアはヨーロッパ最貧国といわれる貧しい国で、道路事情もよくないので結構時間がかかりました。
朝10時にティラナを出発し、16時にジロカストラに到着しました。

ジロカストラ観光

ジロカストラに到着後、まずはバックパック背負って宿探しです。
町中を歩いていると「HOTEL」の看板があったので、のぞいてみるとおっちゃんが声をかけてきました。

ドミトリーがあるということで値段を聞いてみると日本円にして600円くらいでした。
バックパッカーにはありがたいドミトリーで金額もまあまあだったので、そこに泊まることにしました。
で、ドミトリーに入ってみると一人いたのですが、その人はすぐに出て行って一人で部屋を独占できました。

16時とはいえ、夏で日も高かったで観光に出かけました。

ジロカストラは山沿いの町で街並みも石でできていて特徴的です。
なかなかいい感じの町でした。

せっかくなので山に登ってみることにしました。
夏のジロカストラはかなり暑く山に登るのはけっこうたいへんでした。
でも山から見下ろす眺めがよかったです。

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※残念ながら写真が残ってなくWikipediaからお借りしました

ジロカストラの優しい人々

ジロカストラに限らずですがアルバニア人は人懐っこく優しい人が多いです。

東洋人が珍しいというのもあると思いますが、町中でもよく声をかけられます。
言葉が通じなくても、笑顔で挨拶してれば何となく通じるものです。
本当にみんな好意的でいい人たちでした。

カフェに入ってエスプレッソを飲んだのですが、なぜか「金は要らない」と言われました。
「いやいやお店で商品を飲んでるんだから」と私はお金を払おうとしたのですが、「ジロカストラを楽しんで」と受け取ろうとしませんでした。
そこまで言われると、ありがたく厚意に甘えることにしました。

本当にアルバニア人は人がいいなーと思います。
見どころが多いわけではありませんが、アルバニアは大好きですね。

 

マケドニア旅行記 世界遺産オフリド

マケドニア共和国のオフリドは、オフリド湖のほとりにある自然豊かな町です。

オフリド地域の自然・文化遺産」として世界遺産として登録されています。
マケドニア共和国では、唯一の世界遺産です。

オフリドはマケドニア共和国随一の観光地となっています。

オフリドの場所

オフリドはマケドニア共和国の南西部に位置しています。
オフリト湖はマケドニアとアルバニアにまたがっている湖です。

首都スコピエからオフリトへはバスで3時間ほどです。
バスから見る山々の風景もよかったです。

オフリド観光

オフリドに到着後、プライベートルームと呼ばれる民泊に泊まることにしました。
通常のホテルに比べるとだいぶ安く泊まることができます。
そのため、バックパッカーにとってはありがたい存在です。

宿を確保し、すぐに観光に出かけました。

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オフリド湖が広がっています。

オフリド城塞

またオフリドの町の丘の上には城塞があります。
眺めがよいということで、上ってみました。

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城塞から見るオフリドの町は豊かな自然と街並みが融合していて美しかったです。

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美しい風景を見ながら、とても静かでのんびりできる場所でした。

オフリドの教会

オフリドには数多くの教会があります。
かつては市内に365もの教会があり、マケドニアのエルサレムとも呼ばれていました。

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このように正教の寺院です。
ブルガリアのリラの僧院を思い出しました。

このほかにも寺院はたくさんあります。

オフリドの町は美しい光景が広がり、のんびりしていていい町でした。
オフリドの町は小さいので観光も1日で回ることが可能です。

マケドニア旅行にいくならぜひオフリドにも訪れてみてください。
また、オフリドの南には聖ナウム修道院(スベティナウム修道院)という見所もあります。
この聖ナウム修道院(スベティナウム修道院)からは美しいオフリド湖を眺められ、また美しい孔雀も見ることができるのでお勧めです。

聖ナウム修道院(スベティナウム修道院)の様子はこちら

イタリア・ローマ旅行記

スペインのバルセロナから、夜行バスでローマに行きました。

ユーロラインズパスという、ヨーロッパの国際線バス乗り放題のパスを利用しています。
バックパッカーだったので、ユーロラインズパスは夜行バスは宿代を浮かせつつ移動できる効率的な手段でした。

バルセロナからローマまでは20時間と比較的時間がかかります。
とはいえ、私は過去中国のタクラマカン砂漠で60時間のバス移動などを経験していたため、20時間はそれほどたいへんとは感じませんでした。
20時間もあるとけっこう長く眠れるので、夜行バスで移動しても逆に楽でした。

ローマ

ローマといえば現在のイタリアの首都というだけではなく、古代ローマ帝国時代からルネッサンスやバロック時代などを経た歴史的な町です。

ローマ市内にはコロッセオやパンテオンをはじめとした、ローマ帝国時代の遺跡があります。

それ以外にも、映画「ローマの休日」で有名なスペイン階段や真実の口(サンタ・マリア・イン・コスメディン教会)、トレヴィの泉などもあり、観光名所が目白押しの場所です。

コロッセオ

ローマ到着後、安宿を確保しすぐに観光に出かけました。

まずは世界遺産にも登録されているコロッセオに行きました。

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コロッセオはローマ帝国時代に作られた円形闘技場です。
当時はフラウィウス円形闘技場といったそうです。
かつて、剣闘士たちの血なまぐさい格闘がおこなわれた場所です。

ですが、現在ではローマを象徴する観光スポットにもなっています。

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コロッセオはデカくて、迫力がありました。
ローマ帝国時代からあるだけあって、歴史を感じさせられる建築物でした。

フォロ・ロマーノ(ローマ遺跡)

コロッセオだけではなく、ローマの町中には遺跡がそこら中にあります。

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ちょっと写真が暗くてわかりにくいのですが、古代ローマ帝国の遺跡です。
正面に見えるのは元老院会議場で、その奥にはカピトリーノの丘があります。

このような遺跡と現代の都市が融合しているところがローマの魅力の一つだと思います。

ただ、個人的にはローマ遺跡というと、シリアのパルミラ遺跡ヨルダンのペトラ遺跡の方が好きでした。

トレヴィの泉

ちょっとミーハーですが、トレヴィの泉にも行きました。

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トレヴィの泉といえば、後ろ向きにコインを投げるところで有名ですね。
投げ入れるコインの枚数によって、かなう願いが違うんです。

コイン1枚だと再びローマに来ることができ、2枚では大切な人と永遠に一緒にいることができ、3枚になると恋人や夫・妻と別れることができると言われています。

私は2枚投げ入れました。

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実際多くの観光客がコインを投げ入れていたので、泉のそこにはコインがたくさん沈んでいました。

ちなみにそのコインは、清掃員によって回収されます。
回収されたものはローマ市のものとなり、その後慈善団体に寄付されているそうです。

 

ローマは、見どころがとても多い町です。
さすがに歴史的な町だな、とあらためて感じました。

スペイン旅行記 グラナダとアルハンブラ宮殿

スペインのコルドバを後にし、グラナダへ向かいました。

グラナダはイベリア半島最後のイスラム王朝ナスル朝グラナダ王国の首都であり、有名なアルハンブラ宮殿があります。

また、海外旅行とは直接関係ないのですが、ガンダム世代にとっては「月面都市グラナダ」があるので耳慣れた町の名前ですね。

ガンダム好きなら訪れたくなる街です。

グラナダへの道のり

グラナダはコルドバの南東に位置しています。
道路でいうと200キロくらい、バスで3時間程度です。

アンダルシア州のグラナダ県の県都です。

5月末のスペイン南部はヒマワリ畑が広がっていてとてもきれいでした。

見渡す限りヒマワリという光景は日本では見られない光景です。
とても美しいので、ヒマワリシーズンにスペインを訪れる人はぜひ楽しんでください。

写真を撮らなかったのが悔やまれます。

グラナダ観光

グラナダの町はとても美しくて、歩いているだけでも楽しめます。

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グラナダは、かつてイスラム王朝の首都だっただけに、イスラムっぽさが残っています。
イスラムの雰囲気を残したヨーロッパの町という感じで、とても魅力的な町でした。

 

スペインの町の中でもかなり気に入った町でした。

アルハンブラ宮殿

グラナダの最大の見どころといえばアルハンブラ宮殿です。
アルハンブラ宮殿は世界遺産にも登録されています。

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キリスト教徒によるレコンキスタ(国土回復運動)によって覇権を奪われていったイスラムの王国が、丘の上に築いたのがアルハンブラ宮殿です。

イスラム建築の最高峰とも呼ばれた宮殿です。

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アルハンブラ宮殿は1日の入場制限があるので、早めに行くか事前に入場チケットを購入することをおすすめします。

アルハンブラ宮殿の庭園はとてもきれいです。
ベンチに座って、ぼーっとするだけでも楽しめます。
もともとは王宮なわけですから、贅沢な時間ですね。

アルハンブラ宮殿から見渡すグラナダの町もよかったです。

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グラナダの町は、イスラム教の雰囲気もあり魅力的な町でした。

個人的にはスペインの中で一番気に入った町でした。
スペイン南部に行くのであれば、ぜひ訪れてほしい町です。

 

スペイン旅行記 コルドバ イスラム文化が漂う古都

セビリアでフラメンコを堪能した後、コルドバに向かいました。

コルドバはかつてはイスラム教の後ウマイヤ朝の首都だった町です。
現在でもイスラム文化の香り漂う町です。
コルドバ歴史地区は世界遺産にも登録されています。

コルドバの場所

コルドバはセビリア、マラガに次ぐアンダルシア地方第3の町です。
セビリアからは東に約150km。
バスで2時間ほどのところに位置しています。

コルドバの町は、道が入り組んでいます。
迷いながらも宿を確保しました。

宿の値段は安く、キレイだったのでバックパッカーにとってはいい宿でした。
荷物を置いてすぐに観光に出かけました。

コルドバ歴史地区観光

コルドバはイスラム風の街並みが広がっています。
美しい街並みなので散歩するだけでも楽しめます。

メスキータ

そんなコルドバの一番の見どころともいえるのがメスキータです。

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メスキータはモスクという意味です。
もともとは世界最大級のイスラム教のモスクでした。
現在はキリスト教の教会となっています。

メスキータの見どころの一つが馬蹄形のアーチが連続する空間です。

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縞模様はキリスト教徒によって塗り替えられたそうです。

イスラム教徒とキリスト教が融合した空間です。

ローマ橋

コルドバには川が流れています。
その川に架けられている橋がローマ橋です。
ローマ橋はメスキータからすぐのところにあります。

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橋の対岸からはメスキータ、コルドバの町ががきれいに見えました。

コルドバでお祭り

対岸に渡ってみると、いくつものテントが張られていました。
何かのお祭りのようなものをしていました。
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特にこれ目当てにコルドバに来たわけではなく、単なる偶然でした。
スペイン語がしゃべれないので、どういう祭りなのかは分かりませんでした。
おそらく地元の人たちの集まりなのかなと思います。

楽しそうなので寄ってみることにしました。

100くらいのテントがあり、それぞれで音楽がかかっています。
みんな酒を飲みながら楽しそうにダンスをしていました。
子どもから老人まで、みんな踊るのが大好きでした。

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せっかくなので、私も一つのテントの中に入りました。
東洋人は私だけ。
目立ったのか、手招きされて酒をもらいました。
そしてダンスに誘われ、踊りの輪の中に入れてもらいました。

振り付けをみんなが教えてくれて、一緒に踊りました。
みんな明るくて人懐っこくてとっても楽しい!!

言葉はまったく分かりませんでしたが、一緒に踊っていれば言葉なんかいりません。
メチャクチャ楽しい時間を過ごしました。

陽気で親切な人たちばかりでスペインは最高です。

翌日はグラナダに向かいました。
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スペイン旅行記 セビリアでフラメンコ鑑賞

ポルトガル南部の町ファロから、朝一のバスに乗りスペインのセビリアに向かいました。

セビリアはスペイン南部の町でアンダルシア州の州都です。
オペラ「カルメン」の舞台でもあります。
また、フラメンコ発祥の地とも言われています。

スペイン南部の政治、経済、文化の中心地であり、観光都市でもあります。
多くの旅行者が集まります。

ファロから、途中でバスを乗り換え昼過ぎにセビリアに到着しました。

セビリアの町は道が入り組んでいます。
ちょっと迷いながらも、何とか宿を確保しました。

セビリア観光

セビリアには1泊だけの予定だったので、さっそく観光に出かけました。

セビリアを訪れたのは5月末だったのですが気温は36℃くらいありました。
でも、カラッと乾燥していたのであまり暑さは感じませんでした。
気持ちいい気候でした。

町中を歩いてみると、白い壁の街並みがとてもきれいでした。

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けっこうセビリアの街並みは気に入りました。

世界遺産 セビリア大聖堂

セビリア大聖堂は1402年に建設が始まり、16世紀に完成した大聖堂です。
世界第3位大きさの大聖堂だそうです。

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セビリア大聖堂は「セビリアの大聖堂、アルカサル、インディアス古文書館」として、世界遺産にも登録されています。
セビリアでもっとも有名な観光スポットです。

隣接するヒラルダの塔はかつてはモスクのミナレット(尖塔)だったのですが、アラベスク模様はそのままに増築する形で建設されました。

ヒラルダの塔は登ることができて、セビリアの町を見渡すことができます。

フラメンコ鑑賞

セビリアといえばフラメンコ
せっかくセビリアに旅行に来ているので、夜にフラメンコ鑑賞に出かけました。

フラメンコショーをやるバーやレストランのことをタブラオといいます。
セビリアにはいくつかタブラオがあります。
私はその中でも最も古い老舗のタブラオ「Los Gallos(ロス・ガジョス)」に行きました。

運よく前の方の席に座ることができました。
そして、いよいよ開演です。

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一人目から、すごい迫力で鳥肌が立ちました。
フラメンコは最高に楽しいです。

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その後もいろいろなダンサーが入れ替わりで情熱的なフラメンコを踊ります。

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フラメンコのギターもかっこよかったですね。

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観客もダンサーもみんながその場を楽しんでいる感じでした。

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フラメンコといえば女性の踊りのイメージがあったのですが、男性のフラメンコもありました。
女性とは違った迫力があって、とても良かったです。

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2時間弱でしたが、あっという間でした。
純粋に楽しかったです。

本当にフラメンコが見れてよかったと思います。

セビリアに旅行に行くのであれば、ぜひフラメンコは見てください。

セビリアを堪能した後、翌日にコルドバに向かいました。
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ポルトガル旅行記 ユーラシア大陸最西端のロカ岬

ユーラシア大陸最西端の国ポルトガル。
そのポルトガルの中でも、最も西に位置しているのがロカ岬です。

つまりユーラシア大陸最西端の地ということです。
ユーラシア大陸陸路横断を始めた私にとっての目的地だったところです。

ただ、以前も書いたように大陸横断していた2001年~2002年にかけ、9.11同時多発テロインドとパキスタンの関係悪化がありました。
そのためインドからパキスタンに陸路で入れず、エジプトまで飛行機を使うこととなってしまいました。

そのためユーラシア大陸陸路横断ができなかったのです。

ユーラシア大陸陸路横断の出発地点ロカ岬

そこで私はロカ岬をユーラシア大陸陸路横断の出発地点とすることにしました。

日本を離れてすでに10か月。
本来の目的地を出発地に変更し、ようやくユーラシア大陸陸路横断が開始するのです。

リスボンからロカ岬へ

ポルトガル初日は首都リスボンを観光し、2日目いよいよ出発地点ロカ岬を目指しました。

ロカ岬の観光拠点はシントラという町です。
リスボンからシントラまでは列車で1時間弱です。

そのシントラからロカ岬まではバスで40分ほどです。
そしてついにロカ岬に到着しました。

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ユーラシア大陸の西の端っこに到着です。
大西洋が広がっています。

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記念に石碑と一緒に写真を撮ってみました。
完全な陸路横断はできませんでしたが、最西端に来たんだと感慨深いものがありました。

せっかくなのでロカ岬の中でもさらに先っちょに立つことにしました。

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大西洋を見下ろしました。

ユーラシア大陸陸路横断開始

そして、ロカ岬の先っちょにてユーラシア大陸陸路横断開始です。

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ここから改めて大陸横断が始まるんだと気持ちが切り替わりました。
絶対に飛行機を使わず日本に帰るんだと心に決めました。

ここから約7か月をかけて日本に戻ることになります。

シントラ観光

ロカ岬からシントラに戻りました。
ついでというわけではありませんが、せっかくなのでシントラの町も観光することにしました。

シントラの文化的景観」として世界遺産にも登録されているのです。

シントラには丘があって、ブラブラと丘を歩いて上がりました。
丘の上にはシントラ宮殿があります。

丘の上からの眺めはきれいでした。

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赤い屋根と緑が美しいです。

ポルトガルの田舎町はのんびりしていていい感じでした。

ロカ岬、シントラの町を堪能し、リスボンに戻りました。
ロカ岬ではしゃぎすぎたのか、帰りの列車は寝てしまいました。

リスボンでもう1泊し、次の町ファロに向かいました。
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スペイン旅行記 バルセロナでサグラダファミリア

フランスの首都パリを後にし、夜行バスでスペインのバルセロナに向かいました。

スペインといえば情熱の国。
西ヨーロッパの中では物価が安くて、ご飯もおいしいということでバックパッカーだった私も楽しみにしていた国です。

その中で最初に向かったのがバルセロナです。
バルセロナといえば、ガウディが設計したサグラダ・ファミリアがあったりする人気の観光都市です。

スペイン到着 スペイン人は親切

夜行バスに乗り、朝8時にバルセロナに到着しました。

まずは宿確保。
私がスペインを訪れたのは2002年。
当時はスマホもなく、その場で探して地図を見るということはできませんでした。

ですので、事前に情報を入手していた安宿に向かいました。

しかし、地図があいまいだったので、けっこう迷いました。
このままでは宿に到着できないので、その辺にいたスペイン人に地図を片手に聞きました。

相手は英語を喋れません。
私はスペイン語を喋れません。

でも、地図上で「ここ」と指さして、聞いてみるとみんな熱心にどっちの方向か教えてくれました。
とはいえ、言葉が通じてないのでなかなかたどり着けません。

しかし、徐々に近づいていることは間違いないので、聞きまくって何とかたどり着けました。

スペイン語もしゃべれない東洋人に、みんな親切に教えてくれたのでスペインの第一印象はかなり良かったです。
その後、出会ったスペイン人の方々もいい人たちだったので、今でもスペインは大好きです。

バルセロナ観光

宿を確保して、すぐにバルセロナ観光に出かけました。
5月のバルセロナ。
気候もよく、天気もよくて青空が広がっていて気持ちよかったです。

サンタ・エウラリア大聖堂

サグラダ・ファミリアに行く前に、サンタ・エウラリア大聖堂に行きました。

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バルセロナで最も古い建築物のひとつだそうです。
荘厳な大聖堂でした。

大聖堂の中に入ってみると、けっこういい感じでした。

サグラダ・ファミリア

そして、満を持してサグラダ・ファミリアに行きました。
世界遺産にも登録されているアントニ・ガウディ氏が手掛けた未完成の巨大教会ですね。

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1882年の着工し、もともとは完成までに300年くらいはかかると言われていたようです。
でも、現在では2026年の完成予定だそうです。

ちょっと写真は暗くて分かりにくいですが、さすがにサグラダ・ファミリアです。
その存在感はすごいです。

正直、これを設計したガウディは頭おかしいんだろうな、と思いました。
かなりエキセントリックでした。

グエル公園

サグラダ・ファミリアを観光した後、同じくガウディが設計したグエル公園に行きました。

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グエル公園の作りもかなりエキセントリックでした。
彩りも激しくてなかなかすごかったです。

天才と呼ばれる人は違うんだな、と感じました。
まあ、個人的にはこの公園では落ち着かないだろうなと思いましたが。

ピカソ美術館

バルセロナには、ピカソ美術館があります。

あの、ピカソです。

ピカソの友人のジャウメ・サバルテスの個人コレクションとバルセロナ市所蔵のピカソ作品を基礎に1963年に開館した美術館です。

ピカソの幼少期から青の時代の作品群が展示されています。

さすが天才。という感じでした。

バルセロナのビュッフェでのひと時

ランチにビュッフェにいきました。
日本でいうとバイキング形式ですね。
安くておいしいということで、バックパッカーには有名だった場所です。

残念ながら店の名前は忘れてしまいました。

そのビュッフェは6.6€(2002年当時)と安かったのですが、食べ物はもちろん、デザートやソフトドリンク、コーヒーなどもあってとても良かったです。
味もよくて大満足でした。

そんなバルセロナのビュッフェで、横の席に座った地元のおっさんの行動にびっくりしました。
クリスマスに食べるような鶏の足のローストを4本くらい持ってきました。
そんなに食べられるのかな?と思ってみていると、おもむろにビニール袋を取り出して3本放り込みました。

その後、見ているとなんだかんだとビュッフェの料理をがんがん放り込んでました。

店員は気付いているのやら、気づいていないのやら。
なかなか大胆なおっさんの行動がびっくりでした。

バルセロナはサグラダ・ファミリアとした観光スポットが満載です。
人もやさしく、食べ物もおいしいので大好きな町の一つです。

旅行すると楽しい町なのでぜひ訪れてみてください。
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バルセロナは1泊だけで駆け巡りました。
バルセロナの次は、スペインの首都マドリッドを目指しました。

マドリッドの様子はこちら

オランダ旅行記 首都アムステルダム 運河が美しい街

0泊のロンドン弾丸旅行の後、夜行バスでオランダの首都アムステルダムに向かいました。

アムステルダムは運河が張り巡らされたの運河の街です。
アムステルダムの環状運河地区は世界遺産にも登録されています。

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美しい運河の風景が広がっているので「北のヴェネツィア」とも呼ばれています。

アムステルダムは中世の雰囲気と近代的な街並みが融合した美しい町です。
また、美術館や博物館が充実していて見所が満載です。

アムステルダム観光

ロンドンからの夜行バスでアムステルダムに到着した後、すぐにユースホステルに向かいました。
無事に寝床を確保。
夜行バス2連チャンだったのですが、意外と元気だったので、すぐにアムステルダム観光に出かけました。

5月は気候もよくて、観光日和でした。

アムステルダムの運河

初日はがっつり観光というよりは、町中をプラプラと散歩した感じです。

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運河と緑、そして建物の組み合わせがとてもいい感じです。
散歩してるだけでも楽しい気分になりました。

ダム広場と王宮

アムステルダムの中心部にあるのがダム広場です。
このダム広場に面して王宮が建っています。

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「アムステルダム」の名前の由来となったもアムステル川をせき止めるダムがあった場所でです。
歴史的な中心地ともいえます。

ランチコンサート

たまたま町中を歩いていると、無料のランチコンサートがあるということで行ってみました。

3バイオリンと1チェロの構成でした。
40分ほどのコンサートでしたが、とても良かったです。

無料でこのような文化に触れられるのはとてもうれしいですね。
大満足でした。

このように初日は市内の中心地を巡りました。
アムステルダムは2,3泊するつもりだったので、初日はそれくらいにして宿に戻りました。

オランダ名物の風車

2日目はオランダ名物である風車を見に行きました。

アムステルダムから鉄道で20分ほどのところにある風車の街ザーンセスカンス に行きました。

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でっかい風車が回っていました。

アムステルダムからのアクセスがよいので、多くの観光客が訪れます。
いかにも観光地という感じではありますが、オランダらしい風景を見ることができました。

アムステルダム国立美術館

最終日はチェックアウトをして駅のコインロッカーに荷物を預けた後、美術館にいきました。アムステルダム国立美術館です。

レンブラントやフェルメールなどの有名な絵画を見ることができます。

私は絵画を見るのは好きなので、とても楽しい時間を過ごせました。

ゴッホ美術館

アムステルダムの美術館といえば、もう一つゴッホ美術館があります。

その名の通りゴッホの絵を中心とした美術館です。
なお、ゴッホの絵だけではなくゴーギャン、ロートレックなども見ることができます。

多くの人が訪れる人気スポットです。
個人的にはゴッホの絵はそれほど好きでもなかったのですが、せっかくなので訪れました。

最終日は美術館巡りで終了し、夜行バスでパリに向かいました。

おまけ(コーヒーショップ)

観光とはちょっと違う話ですが、いちおうコーヒーショップの話も書いておきます。

オランダはマリファナ(大麻)が合法です。
コーヒーショップと呼ばれるお店で購入することができます。

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けっこうそれが目的でアムステルダムに来るバックパッカーも多いですね。
私がどうしたかは内緒です。

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次回はパリについて書きます。
パリの様子はこちら