インド経済の中心的な都市ムンバイを後にし、アウランガバードに向かいました。
アウランガバードは、世界遺産のエローラ、アジャンタという二大石窟寺院の観光の拠点です。
ムンバイからアウランガバードまでは、鉄道で移動しました。
ただ、指定席が取れず二等自由席だったのですが、軟弱バックパッカーの私はインド人に負け席を確保できませんでした。
しょうがなく、入り口付近に陣取ったのですが、駅に着くたびに人が乗り降りするので大変でした。
ゆっくりと座ることはできませんでしたが、8時間程度なので当時の私、にとってはそこまでたいへんというわけではありませんでした。
エローラ・アジャンタ
エローラ、アジャンタの観光拠点のアウランガバードに到着しました。
まずは、宿を探しです。
アウランガバードの宿は24時間制のところが多いです。
チェックイン時間が決まってるわけではなく、チェックインした時から24時間で1泊という考え方です。
ある意味公平な制度ですね。
そして安宿を確保した後、さっそくアジャンタ石窟群の観光に出かけました。
アジャンタ石窟群
アジャンタの石窟群は世界遺産に登録されている仏教寺院です。
アジャンタはアウランガバードから北東へ約100kmのところにあります。
バスを乗り継いでいくのはたいへんなので、アウランガバードの宿で現地ツアーを頼みました。
ローカルツアーなので、周りはインド人ばかりでした。
ガイドはつくのですが、言葉はわからないので勝手に石窟を楽しみました。
アジャンタは仏教寺院なので、チベット人の熱心な仏教徒が五体投地という礼拝をしていました。
その光景を見て、チベットを旅行していたころを思い出しました。
エローラ石窟群
アジャンタを観光した翌日に、エローラ石窟群の観光に出かけました。
このときも現地ツアーを利用しました。
エローラ石窟群は、5世紀から10世紀の間に造られた仏教、ヒンドゥー教、ジャイナ教の石窟寺院で構成されています。
さすがに世界遺産になっている遺跡だけあって、とても見ごたえがありました。
規模が大きく本当に見ごたえがありました。
アウランガバード
エローラ・アジャンタを観光した後、観光拠点の町アウランガバードも観光しました。
実はアウランガバードにも観光スポットがあります。
ビービー・カ・マクバラーというタージマハルをまねて作られた霊廟です。
見た感じはタージマハルにとても似ていました。
ただ、タージマハルほどの完成度はありません。
そのためか「貧乏人のタージ」という微妙な相性があったりします。
私は、タージマハルは世界一美しい建築物と思っているので、このビービー・カ・マクバラーは微妙だなとは感じました。
でも、これはこれでストいものだと思います。
石窟や霊廟などアウランガバード周辺で、観光を楽しみました。
そして、アウランガバードに来たことによりインドをほぼ一周しました。
3ヶ月くらいなので、けっこう早足でした。(バックパッカーの中でははやいほうといわれています)
そして、再びインドの首都デリーに向かいました。
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