私はバックパッカーとして50か国くらい訪問しました。
それなりに旅行の経験がある中で、旅行するときの持ち物・荷物について考えてみました。
バックパッカーは文字通りバックパック(リュックサック)で旅行するケースが多いです。
持ち物・荷物が多すぎると重くてたいへんなので、なるべく少なくしたいところ。
私の経験上、持って行くと便利な荷物を重要度別に書いていきます。
バックパッカーになろうかと考えている人や、バックパッカー初心者の方は参考にしてみてください。
必需品
旅行に行きたいという気持ち
行きたいという気持ちがなければ行かなくてよいので、必須でしょう。
パスポート
これがないと出国も出来ないので必須です。
ビザ
これがないと入れない国もあるので、必要なところではビザを取りましょう。
この3つの必需品があれば、とりあえずは行けます。
重要な物
お金・クレジットカード
行った先で稼ぐのであれば要りませんが、旅行の場合は必要になるでしょう。
持って行き方としては、「円キャッシュ」「ドルキャッシュ」「ユーロキャッシュ」「トラベラーズチェック(円/ドル)」「クレジットカード」「キャッシング」等があります。
日本では外貨へのキャッシュの両替レートが悪いので、レートがよければ現地で両替、もしくはクレジットカード利用、キャッシングがよいと思います。
最近では、どこの国でもだいたいキャッシングができるので、それが一番かなと思っています。
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海外旅行保険
病気になったり事故にあったときに備えて入っておくべきです。
海外では医療費が高額になるケースもあります。
自分は大丈夫と思っても、いつ何があるかわかりません。
家族に迷惑をかけないためにも入るべきです。
わたしは1年半にわたるユーラシア大陸横断旅行でも、AIUの保険に入りました。
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バックパッカーはお金をけちることを考えがちですが、絶対に入るべきです。
都度お金を払うことが嫌なのであれば、海外旅行保険つきのクレジットカードを使うのでもよいですので入ってください。
おすすめはエポスカードです。
年会費無料で旅行保険の補償が従事付いているからです。
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いつも飲んでいる薬
もし、常に飲んでいる薬があれば持って行きましょう。
海外では思った薬が手に入らない可能性もあります。
カバン(バックパック)
カバンはあったほうがよいです。
なぜならいろいろ荷物を入れることができるからです!
荷物を入れられるのであれば必ずしもバックパックでもなくてよいですが、バックパックは両手が自由になり、両肩への負担が分散できます。
個人的には45ℓくらいのバックパックがおススメです。
荷物が多めの人は60ℓくらいでもよいと思います。
日本から持って行ったほうがよい物
服
服はある程度持っていったほうがよいでしょう。
ただ、たくさん持って行くと荷物になります。
ずっと同じ服を着続けても別によいですし、現地で買ってもよいのですが、一般的にバックパッカーの旅行では、洗濯しながら行きます。
特に下着は日本製がよいと思います。品質がいいですからね。
1年くらい旅行していると下着がボロボロになったり、Tシャツが破けたり、冬物が必要になったりするので現地購入もしますが、最初からある程度は用意していてもよいと思います。
マネーベルトなど貴重品袋
マネーベルトは腹に巻く貴重品袋です。
海外では、スリ、置き引きなどは日常茶飯事なので、ある程度の自己防衛が必要です。
財布にチェーンや首から下げるタイプでもよいのですが、外から見えるとその先にお金があるということを示しているとも言えます。
マネーベルトはズボンの中に入れたりするので、あまりばれません。
しかし、最近の海外のその筋の人たちは、そのようなことも分かっている人がいます。
マネーベルトも100%安全ではありませんので、自覚しておきましょう。
また、洗濯しないと非常に臭いがきつくなるので注意しましょう。
ビニール袋
日本製のビニール袋はとても丈夫で、役に立ちます。
洗濯もの入れや、シャワー室に入る時の貴重品入れなど、かさばらなくて荷物にならないのでたくさん持って行きましょう。
色んなものを小分けにするのに役立ちます。
トイレットペーパー・ティッシュペーパー
日本では当たり前のように使ってるトイレットペーパー・ティッシュペーパーですが、日本製は持って行ったほうがよいです。
海外のものは固いです。
鼻をかんだり、拭いたりすると痛かったりします。
日本では、その辺でタダで配っているティッシュペーパーですが、海外ではそのありがた味がわかるでしょう。
コンセント変換プラグ・変圧器
海外では電圧やコンセントの形状がが違うので、あると便利でしょう。
日本は100Vですが、海外は220Vなどもあります。
PCなどですと100~240Vと、だいたいどこでも使えるようになってたりもしますが、そうでないものもあるのでよく確認しましょう。
ガイドブック
あると便利です。
私は「地球の歩き方」をよく持ち歩いていました。
ただ、1年以上の旅行の際は現地の情報ノートをよく使っていました。
今ではインターネットが発達しているので、Webで見ることもできますが、万が一インターネットができない状況の場合は、紙のガイドブックが役にたつかもしれません。
本
移動時間が24時間を超えることもありますので、暇つぶしのために本は持っていたほうがよいでしょう。
日本人バックパッカーが多い場所(バンコク、デリーなど)では、古本屋に売ってたりもしますし、日本人宿にあったり、知り合ったバックパッカーと交換したりもできます。
スマホ
インターネットで調べられたり、音楽も聞けたりとあったほうがよいでしょう。
今どき、宿や商業施設で無料Wifiもありますからね。
ただし、盗まれるというリスクも考えながら動きましょう。
寝袋
行く場所によりますがあると便利です。
野宿をするといわけではなくても、ベッドが汚いところなどでも使えます。
どこでも買えるけどあるほうがいい物
帽子
日差しが強いところを行くのにいいだけでなく、頭を守れますし、移動中目隠しして寝ることもできるのであったほうがよいでしょう。
洗剤
バックパッカーは選択をよくするのであったほうがよいです。
でも、どこでも洗濯洗剤はかえるので、大丈夫です。
スピーカー
音楽をイヤホンじゃなく、聞きたいこともあるのであるとよいです。
どこでも安く売っているので、音にこだわらないのであれば、現地で買ってもよいでしょう。
醤油とか調味料
長くバックパッカーをやるのであれば、日本食が食べたくなるときもあるので、しょうゆなどを持っているとそれはそれで便利です。
とはいえ、現在はそれなりの大きな都市であれば醤油は手に入ったりもしますので、わざわざ日本から持って行かなくてもよいとは思います。
と、色々と書きましたが、基本的には必要なものは現地で買えます。
現地の人も生活しているわけですからね。
なので、必需品としては気持ち、パスポート、ビザ、あとはお金を用意すればいつでもバックパッカーになれます。
行くかどうしようか悩んでるのであれば、時間がもったいないので、それだけ持って行ってみましょう。