ユーラシア大陸横断の旅の出発地点である釜山を早々に離れて、慶州(キョンジュ)に移動することにしました。
慶州は古代には新羅王朝の首都だった古都です。
文化遺産も多く、世界遺産に登録されている観光スポットもいくつかあります。
慶州(キョンジュ)の場所
慶州(キョンジュ)は釜山の北に位置しています。
釜山からは、バスでわずか2時間ほどです。
なので、釜山から日帰り旅行も可能です。
ソウルからだとバスで4時間ほどですが、高速鉄道だとわずか2時間ほどです。
私は釜山→慶州→ソウルと移動する予定だったので、慶州(キョンジュ)に泊まって観光することにしました。
慶州(キョンジュ)の町
先ほども書きましたが慶州(キョンジュ)は、紀元前1世紀から10世紀に栄えた新羅王朝の首都として栄えていた町です。
新羅王朝時代の古墳や仏教関連の遺跡などが多数あります。
「屋根のない博物館」とも呼ばれているそうです。
また、「慶州歴史地域」は世界遺産にも登録されています。
けっこう広い範囲に点在しているのですが、がんばって歩いて観光しました。
こんもりとした小さな丘のような古墳がたくさんあって、けっこうおもしろかったです。
なぜか写真を撮っていなかったらしく、写真を掲載できないのが残念です。
世界遺産 石窟庵と仏国寺を観光
「石窟庵と仏国寺」は、韓国で最初に登録された世界遺産です。
どちらも8世紀ごろに建てられたそうです。
私ももちろん観光に行きました。
仏国寺
私は先に仏国寺を訪れました。
仏国寺は慶州の町からバスで1時間程度、吐含山にあります。
仏国寺は仏の世界を現世に再現することを目的として建設されたと言われています。
新羅全盛時代の最高傑作とも言われているそうです。
こちらの写真は仏国寺三重石塔(釈迦塔)です。
観光客も大勢訪れていました。
仏国寺はかなり広い範囲に、様々な建物や仏像があります。
石窟庵
仏国寺を観光し終わった後、石窟庵に移動することにしました。
石窟庵は仏国寺からさらに山の上にあります。
登山路もあるため歩いていくこともできるのですが、けっこうたいへんそうなのでバスにしました。
石窟庵のバス停に到着しましたが、そこから石窟庵までは1kmくらい歩きます。
夏だったので、緑が濃かったです。
石窟庵は仏国寺と同じ時期に建てられたそうです。
吐含山の中腹に人工の石窟を作り、高さ3.4mの本尊、釈迦如来座像が安置されてます。
なお、石窟庵は東向きに建てられているので、日の出の名所でもあるそうです。
私は日の出は見ませんでしたが。。。
帰りに関しては石窟庵から仏国寺まで歩いておりました。
下りは比較的楽でした。
そして、仏国寺から慶州の町へとバスで帰ったのでした。
慶州はのんびりした町で、遺跡や文化遺産も多いので観光もできる落ち着ける町でした。
結局私は2泊しました。
次は首都ソウルを目指します。