インド北部ラジャスタン州にある湖の町ウダイプルで観光した後、ジャイサルメールに移動しました。
ジャイサルメールは、タール砂漠の中央に位置するオアシス都市です。
かつてはインドと中央アジアを結ぶ交易路として栄えたと都市です。
現在のジャイサルメールは、当時の貴族の豪華な邸宅「ハヴェーリー」が数多く残っており観光地となっています。
黄色い砂岩で作られた、その町並みはゴールデンシティとも呼ばれています。
そして、ラクダに乗っての砂漠を訪れるキャメルサファリの拠点でもあります。
また、2013年「ラジャスタンの丘陵城砦群」の一部として、ジャイサルメールのランドマークでもあるジャイサルメール城砦も世界遺産に登録されました。
私が訪れたのは2001年だったので世界遺産に登録される前でしたが、多くの観光客が訪れていました。
ジャイサルメールの町
ジャイサルメールはインドの北西部ラジャスタン州、パキスタンとの国境近くにある町です。
ウダイプルから夜行バスに乗り、翌朝ジャイサルメールにつきました。
そして、まずは宿探しをしました。
ジャイサルメールの宿は、キャメルサファリの勧誘をメインとしている宿が多くあります。
キャメルサファリはそれなりの金額がするので、宿は宿泊費よりもキャメルサファリの勧誘による収入を期待しているわけです。
そのため、ジャイサルメールの宿はあまりいい感じではないことが多いです。
私が泊まった宿も、宿代時代は安かったのですが、キャメルサファリが前提でした。
どうせキャメルサファリに行くつもりだったので泊まりましたが、キャメルサファリの勧誘がしつこく、なれなれしく、感じがいい宿ではなかったです。
美しいジャイサルメールの町
宿が決まり、すぐに観光に出ました。
宿はいまいちでしたが、ジャイサルメールの町自体はとてもよかったです。
城塞の上から眺めると美しい街並みが広がっていました。
ゴールデンシティという名にふさわしい、美しい光景でした。
ハーヴェリ
かつて貴族や富豪商人たちがこぞって建てた「ハヴェーリー」と呼ばれる豪華な邸宅がいくつも残っています。
一つ一つがとても美しく、繊細な造形がなされた建物です。
これらは12世紀から15世紀に建てられたそうです。
そして、現在でもこれらのハーヴェリ―(邸宅)には、人が住んでたりします。
たまたま、通りすがったハーヴェリ―に住んでるおじさんが、見て行けということでハーヴェリ―の中に入れてくれました。
宿の従業員など、観光客相手の人はかなりたちが悪いといえますが、町中で出会う人々はとてもいい人たちでした。
ハーヴェリ―の中から見ると、その柱など細かなところに施された精緻な造形の美しさがよくわかりました。
当たり前ですが、日本では見ることができない光景です。
インドの、しかもジャイサルメールだからこその美しい街並みを見ることができました。
ジャイサルメールの宿はキャメルサファリへの勧誘が激しく、外国人を金づると思っている人が多いので、この街を嫌いな旅行者も多いです。
しかし、町中の人たちはやさしく、親切な人たちが多かったで私としては言ってよかった町です。
とはいえ、宿の人たちは感じ悪いので注意が必要ですが。。。
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そして、感じ悪い宿で手配したキャメルサファリへと向かいます。