タージマハルのあるアーグラーを離れ、次の町を目指しました。
向かったのは、ヒンズー教とジャイナ教の寺院遺跡が残される町カジュラホです。
カジュラホの寺院群は世界遺産にも登録されています。
特に寺院の外壁をうめるエロティックな彫刻が有名です。
インドの中でも人気の観光地となっています。
アーグラーからジャンシー経由でカジュラホへ
アーグラーからはジャンシーという町まで鉄道で行き、そこからバスでカジュラホに向かうルートです。
まず、アーグラーから列車でジャンシーまで向かったのですが、その列車が遅れてしましました。
ジャンシーの駅に着いてすぐに、オートリクシャー(三輪タクシー)に乗り、カジュラホ行のバス停に向かいました。
急いでいるというと、そのオートリクシャーはかなり飛ばしてバス停に向かってくれました。
しかし、結局間に合わず、しかたなくジャンシーに一泊することとなりました。
そのオートリクシャーの運転手が、宿まで送ってくれました。(もちろん有料ですが)
ジャンシーの町は特に何もなかったのですが、ターリー(インドの定食)がおいしかったです。
カジュラホへ
さて、予想外にジャンシーで一泊でした後、カジュラホへバスに向かいました。
そのバスの中で、「カジュラホのホテルの従業員だ」という人と隣になりました。
インドでは向こうから声をかけてくる人は怪しいです。
特にカジュラホは、観光客目当ての客引きの評判が悪い町なので警戒しました。
「ちょっと疲れてるから、静かにしといて」
というと、意外にも勧誘することもなく、静かにしてくれました。
その従業員はしつこくなくていい人っぽかったので、カジュラホ到着後、そのホテルまで連れて行ってもらいました。
ホテル レイクサイドという宿でした。
カジュラホの中心部には大きな湖があるのですが、その名の通り湖の目前に建っているのがホテルでした
ここのオーナーは日本語も話せるのですが、とてもいい人でした。
(日本語が話せるインド人は大体怪しいのですが)
ホテル自体もけっこうきれいでしたし、寺院群からも近く、人の感じもよかったのでホテル レイクサイドに泊まることにしました。
カジュラホの遺跡群
カジュラホの遺跡は、ジャイナ教寺院の東群とヒンズー教寺院の西群に分かれています。
とりあえず、初日は東群を観光することにしました。
東群の寺院遺跡
東群のジャイナ教寺院のうち有名なのがパールシュバナータ寺院です。
10世紀に建てられた寺院だそうです。
いい感じの遺跡でした。
初日は東群だけみて、宿に戻りました。
カジュラホは田舎の村という感じで、のんびりしたいいところでした。
ただ、中には観光客目当てのうるさい人たちも多いので気を付けてください。
西群の寺院遺跡
翌日、西群の寺院遺跡を観光に行きました。
ヒンズー教寺院が中心です。
そして、古代インドの性愛論書(カーマスートラ)の教えを描いたエロティックな彫刻が刻まれています。
ミトゥナ像(男女交合の彫刻)など、官能的なレリーフ群が広がっています。
なかなか激しい彫刻もあるわけですが、淫靡というのではなく、あからさまな明るい感じのものでした。
精緻なレリーフは見ごたえがありました。
カジュラホはのんびりした村で、泊まった宿も居心地が良かったので数泊しました。
そして、次に聖地バラナシを目指しました。
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