ヒンドゥー教の聖地バラナシから日帰りで仏教聖地サルナートを訪れた後、もう一つの仏教聖地ブッダガヤを目指しました。
ブッダガヤは釈迦が悟りを開いた地として、仏教四大聖地の一つされています。
なお、四大聖地とは以下の4つです。
- ルンビニ:釈迦生誕の地
- ブッダガヤ:釈迦が悟りを開いた地
- サルナート:釈迦が最初に説法した地
- クシナガル:釈迦入滅の地
私にとっては、ルンビニ、サルナートに続く3つ目の仏教聖地です。
ブッダガヤの大菩提寺として世界遺産にも登録されています。
バラナシからガヤへの列車が遅延
ブッダガヤはバラナシから東に250kmほどのところにあります。
バラナシのムガルサライ駅からガヤまで鉄道で移動し、その後ブッダガヤまで移動します。
私は夕方にムガルサライを出て夜にガヤに着く列車に乗る予定でした。
そして、バラナシの町中からムガルサライ駅についたのですが、列車が遅れているとの連絡がありました。
インドは広大な領土であり、鉄道の遅延も日常茶飯事です。
場合によっては24時間以上の遅れが出ることもあります。
しかもアナウンスも不親切だったりするので、いつくるか分からないこともあります。
日本の感覚で行くと大変なことになりますので、気長に待ちましょう。
なお、私の乗るはずの列車は4時間遅れで到着しました。
その4時間何をしてたかというと、特に何もせずベンチに座っていました。
バックパッカーにとっては、よくあることなのであわてず騒がず、いつ列車が来てもいいように気長に待ちました。
ガヤに到着して夜明けを待つ
そして4時間遅れの列車に乗って、なんとかガヤにつきました。
しかし、ガヤに着いたのは午前2時。
まっくらです。
この時間に動いても宿の確保は難しいため、夜明けまで待つことにしました。
しかし、12月の北インドはけっこう寒かったりします。
ネパールのカトマンズで購入した寝袋にくるまりながら、夜明けを待ちました。
仏教聖地ブッダガヤ
夜が明けバスに乗って聖地ブッダガヤに向かい、まず宿を確保しました。
そして、ブッダガヤ観光に出かけました。
世界遺産ブッダガヤの大菩提寺(マハーボーディー寺院)
観光のメインが世界遺産にも登録されている大菩提寺です。
多くの環境客が訪れていました。
もちろん仏教聖地ですので、多くの仏教徒も訪れていました。
中央の本堂は高さ52mもあります。
そして、釈迦が悟りを開いた場所と呼ばれる菩提樹もあります。
多くの僧が読経してたりしました。
仏教の聖地だけあり、とても落ち着いた雰囲気の場所でした。
悟りは開けませんでしたが、のんびりした気分となれました。
地元の人とスジャータ村へ
ブッダガヤも観光地なのでダマそうとするインド人もいるのかもしれませんが、たまたま知り合った人たちはとてもいい人でラッキーでした。
中でもたまたま入ったブッダガヤにある食堂の人たちととても仲良くなりました。
ブッダガヤには3日ほどいましたが、全ての食事をそこで食べました。
なぜかお店の手伝いなどもしましたが、このような地元の人たちとの出会いもバックパッカー旅行の醍醐味です。
そして2日目、その人たちとスジャータ村に行くことになりました。
スジャータといえば、コーヒーに入れるものを思い浮かべるかもしれませんね。
スジャータとは、釈迦が悟りを開く直前に乳粥を供養し命を救ったという女性の名前です。
それに由来しスジャータ村と呼ばれています。
のどかな風景が広がっていました。
遠足気分でのんびりと会話を楽しみながら歩きました。
食堂の人たちと会話を楽しみながらのスジャータ村観光はとても楽しかったです。
ブッダガヤは仏教の生死であり、のんびりできる町であり、地元の人たちと交流できた思い出深い町です。
ぜひ訪れてみてください。
ブッダガヤの次は、のんびりとは正反対の町カルカッタ(コルカタ)へ向かいました。
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