ラサには3週間ほど滞在しました。
(途中で1泊2日の曼陀羅の村サムイエ旅行はありましたが)
長期滞在したのは、ポタラ宮をはじめとした見所が多かったこと、ラサの町が気に入ったことともに、ホテルで一緒になったバックパッカーたちが楽しかったからというのも理由の一つです。
日本人のバックパッカーがとても多くいました。
バックパッカー仲間との日々
さすがにチベットのラサに来るだけあって個性的な人が多かったです。
私のようにユーラシア大陸陸路横断途中の人、世界一周の途中の人、自転車で旅行している人、かと思えば普通の学生さんなど、いろいろな人がいました。
現地の人との触れ合いも楽しいのですが、バックパッカー仲間同士での話すのもとても楽しいです。
今まで言った国のこと、これから行く予定の国のことなど、話題は尽きません。
そして、大事な情報収集の場でもあります。
当時まだWifiやスマホなどなく、インターネットカフェはあってもメールをするくらいで、他国の情報を入手する主な手段は口コミでした。
チベットで知り合った仲間から、私の次の目的地であるネパールやインドの情報を仕入れることができました。
ヒマワリの種早食い大会
そんなバックパッカー仲間で、ヒマワリの種早食い大会を行うことになりました。
ヒマワリの種は中国語で「瓜子(グアズ)」といい、中国ではおやつ、おつまみとして一般的です。
ヒマワリの種は殻に包まれているのですが、その殻を割り種の中身を食べます。
この殻を割って、食べるというのはけっこう技術がいるのです。
その早食い大会ということで、11人が集まりました。
使うヒマワリの種は「香瓜子」という中国で一般的なブランドのものにしました。
ちなみに、この「香瓜子」は日本でAmazonで買えるみたいです。
高めですが。
早食い大会開始
ヤクホテルの屋上に11人が集まり、いよいよ開始です。
スタートの合図とともに、みんな黙々と食べ続けます。
私は種をつまみ縦にして、前歯で割って指で押しつぶして中身を食べる、という中国人の技をしってたので結構早く食べすすめました。
その時の私の写真がこちらです。
ちなみにチベットにいるときはスキンヘッドにしてました。
さて、早く食べられる技を持っているとはいえ、一袋に入っているヒマワリの種はけっこうな量です。
ポリッ、ポリッ、と延々と11人が食べ続けます。
異様な光景だったと思いますが、一番になるため集中して食べ続けました。
そしてスタートから26分後、私より先に「終わった」との声が聞こえました。
一人が食べ終わり、一位を取ることはできませんでした。
私の袋にはまだそれなりの量が残っていたため、実力不足と言わざるを得ませんでした。
しかし、その6分後、スタート32分で私は食べ終わり、2位の座を確保しました。
それなりの達成感はありましたね。
ほかのみんなはけっこう苦労していて、まだけっこうな量が残っている人たちも多かったです。
で、2位になったので、商品をもらいました。
もちろんヒマワリの種でした。
とても楽しかったイベントですが、胃がもたれる勝負でした。
こんなアホなことをやって楽しめるのも旅の醍醐味の一つですね。