チベットのラサからネパールに向かう3泊4日のヒマラヤ越えツアーの4日目、最終日。
エベレストベースキャンプにて、チョモランマ(エベレスト)の朝焼けを見ることから始まりました。
素晴らしい光景を見た後、ランドクルーザーに乗り込みました。
そしてユーラシア大陸横断2ヶ国目の中国から3か国目ネパールに入るため、国境に向かいました。
ヒマラヤの風景
チョモランマ(エベレスト)を離れてもヒマラヤの素晴らしい風景が広がっていました。
エベレストベースキャンプの標高5200mから徐々に標高が下がり、植物も目に入るようになってきました。
石積みの枠の中に羊?がいました。
なんとも心穏やかになる光景でした。
川で渋滞
その後、雪解け水で増水したためなのか、川の途中で車がはまってしまっていました。
はまった車はなかなか抜け出せず、車が詰まりました。
その車を救出しようとした車もはまってしまったりと、渋滞が起こってしまいました。
なかなか抜け出せなくてたいへんそうでしたが、時間はかかったものの無事にすべての車が川を抜けました。
我々のランドクルーザーの運転手は、冷静にその様子を見て安全なルートを確認し無事に川を抜けました。
ただ、この時のタイムロスが後々響きました。
ネパール国境への道中
川を無事に抜けた後は順調に進みました。
それからの風景もとても美しかったです。
青い空と白いヒマラヤ、そしてオボと呼ばれる石塚の組み合わせがいい感じでした。
なお、オボは神を祀るための石塚でチベットではあちこちで見かけます。
その後も順調にランドクルーザーは進んでいきました。
その後も素晴らしい風景が広がっていました。
そして、徐々に標高は下がっていきます。
標高が下がり緑が
国境に近づいてきて、標高が一気に下がります。
標高2350mまで下りていきます。
すると一気に緑が生い茂っている風景が見えました。
「日本みたい」とみんなで盛り上がりました。
そして、空気が濃い!!空気が重い!!
なにしろ前日は標高5200mのエベレストベースキャンプ、その前の1か月間はずっと標高3600m以上のところにいたのです。
標高2350mの空気の濃さにはびっくりしました。
緑が見えた記念に二人で連れションしました。
国境の町ダムに一泊
そして国境の町ダムについたのですが、残念ながら国境が開いている時間に間に合いませんでした。
さきほどの川での渋滞によるタイムロスが響きました。
この日が中国最終日のはずだったのですが、国境を超えることはできませんでした。
しかたなく、国境の町ダムに一泊しました。
ちなみに宿の部屋は4階だったのですが、階段を駆け上がってもまったく息が切れませんでした。
標高3600m以上に1ヶ月いたからですね。
高地トレーニングってすごいなー、と実感しました。
緑があって空気がうまかったです。
とはいえ、観光スポットがあるわけでもないので、その日は食事と中国最後のビールを楽しみ、飲み眠りにつきました。
翌日、今度こそ本当に2ヶ国目の中国最終日、3か国目ネパールに入ります。