ヒンドゥー教の聖地バラナシから、日帰りで行けるもう一つの聖地があります。
それが、仏教の聖地サルナートです。
サルナートはブッダが悟りを開いた後、初めて説法を説いた地で仏教四大聖地の一つとされています。
なお、四大聖地とは以下の4つです。
- ルンビニ:ブッダ生誕の地
- ブッダガヤ:ブッダが悟りを開いた地
- サールナート:ブッダが最初に説法した地
- クシナガル:ブッダ入滅の地
私自身としては、インドの前に訪れたネパールにあるブッダ生誕の地ルンビニに続いて二つ目の仏教聖地でした。
バラナシからサルナート
バラナシから、北東10kmくらいのところに仏教の聖地サルナートはあります。
バックパッカーだった私は、タクシーではなくバスで向かいました。
バラナシからサルナートまではバスで40分くらいで着きます。
ですので、余裕で日帰りで行けます。
ですので、同じ日にヒンドゥー教と仏教の聖地を両方を見ることができるわけです。
サルナートの地に着くともちろん観光客はいましたが、そこまで観光地という雰囲気ではありませんでした。
バラナシに比べれば人も格段に少なく、とてものんびりした雰囲気の場所でした。
仏教聖地サルナート
サルナートはブッダが悟りを開いた後、初めて説法をした(初転法輪)所として仏教四大聖地の一つとされています。
鹿が多くいたことから鹿野苑(ろくやおん)とも言われます。
※悟りを開いた地ブッダガヤは、この後に訪れているので別途書きます。
釈迦が最初の説法をした地には ダメーク・ストゥーバという巨大な仏塔が建てられています。
私が訪れた2001年12月の段階では、修理されてました。
このストゥーパ周りは整備された公園になっています。
さすが仏教の聖地というべきか、落ち着いた感じの場所でした。
喧騒溢れるバラナシからわずか10kmで、このようなのんびりと落ち着いた場所があるわけです。
このサルナートの地で、日本人のお坊さんと出会いました。
何を話したか細かいことは覚えていませんが、敬虔で、真面目な方でした。
そのほかにも各国の仏教徒が訪れている場所です。
久々に落ち着ける場所に来たという感じで、私自身はサルナートは気に入りました。
もし、バラナシに行くのであれば、少し足を延ばしてサルナートに訪れてみてはいかがでしょうか?
そしてサルナートを観光した後、仏教四大聖地の一つ、ブッダが悟りを開いた場所であるブッダガヤを目指しました。
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